こんにちは!速水ひかりです。
最近、ギターの弦を押さえるのがしんどくなってきた・・・
指が動かず、思うようにギターが弾けない・・・
ギターの経験を活かして、他の楽器にチャレンジしてみたい
そんなお悩みや願望があるあなた!
ピアノを始めてみませんか?
ピアノにも、ギターと同じ要領で演奏できる「コード奏法」があります。
ギター経験者だけどピアノの楽譜は読めない、というあなたにピッタリの演奏法なので、ぜひ試していただきたいです。
今回は、「コードを使ってピアノを演奏する方法」について解説していきます!
※ギターを途中で挫折して、「コード」がどんなものかわからない!という場合は、こちらの記事を参考にしてください。
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コードでピアノを弾く方法
それではさっそく、コードを使ったピアノの弾き方を解説していきます!
手順1.音の名前と鍵盤の場所を一致させる
コードでピアノを演奏する場合、楽譜を読む必要はありませんが、「ドレミファソラシド」の鍵盤の位置は、知っておくと便利です。
まずは「ド」の位置を覚えて、そこから「レ・ミ・ファ・ソ・・・」と上がっていきましょう!
画像左の、赤く塗られているのが、「ド」の鍵盤です。
「黒い鍵盤が2つ並んでいるところの左隣」という風に覚えましょう。
白い鍵盤を右に読んでいくと、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・・・・」と、音が上がっていきます。
逆に、左にいくと「ド・シ・ラ・ソ・・・」と、音が下がっていきます。
白い鍵盤の間にある黒い鍵盤は、シャープ(#)の音です。
「ド」と「レ」の間にある黒い鍵盤は「ドのシャープ(ド#)」という音です。
この鍵盤を押してみると、ドとレのちょうど中間の音が鳴ります。
ドの右隣にあるのが「ドのシャープ」、レの右隣にあるのが「レのシャープ」・・・という風に覚えてください。
※イマイチよくわからない・・・という場合は、こちらの記事が動画付きでわかりやすいです。
よかったら参考にしてくださいね。
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手順2.コードと押さえる鍵盤の場所を一致させる
ギターの場合、コードに合わせた弦の押さえ方がありますよね。
ピアノの場合も同様に、コードに合わせた鍵盤の押さえ方があります。
コードを押さえるのに最低限必要なのは、右手の指3本です。
右手の指を4~5本使ったり、左手を使うと、より深みのある音が出ますが、まずは3つの鍵盤を覚えましょう!
コード「A~G」の鍵盤の押さえ方
実際にピアノの前に座って、鍵盤を押さえてみましょう。
入門編ということで、A~Gの7つのコードをご紹介します。
画像を見て鍵盤の位置を確認し、動画を見ながら一緒に押さえてみてください!
「A」のコード
「ラ」を基準にした「ラド#ミ」が、Aのコードです。
「B」のコード
「シ」を基準にした「シレ#ファ#」が、Bのコードです。
「C」のコード
「ド」を基準にした「ドミソ」が、Cのコードです。
「D」のコード
「レ」を基準にした「レファ#ラ」が、Dのコードです。
「E」のコード
「ミ」を基準にした「ミソ#シ」が、Eのコードです。
「F」のコード
「ファ」を基準にした「ファラド」が、Fのコードです。
「G」のコード
「ソ」を基準にした和音「ソシレ」が、Gのコードです。
すべてのコードを押さえられましたか?
押さえ方を覚えるまでは、「え~と・・・Aはラ・ド#・ミだから~・・・」と、時間がかかってしまうかもしれません。
しかし、練習していくうちに、コードをパッと見ただけで弾けるようになります。
これはギターと一緒ですね!
手順3.覚えたコードを順番に弾いてみる
せっかく覚えたので、AからGまでのコードを続けて弾いてみましょう!
「A、B、C・・・」と、口に出しながら弾くと、覚えやすくなります。
はじめはゆっくり、慣れてきたら徐々に速めていきましょう。
手順4.自分の好きな曲に合わせて弾く
あなたがギターのコード譜を持っていれば、それに合わせてピアノを弾いてみましょう。
もしコード譜をもっていなければ、こちらのサイトで好きな曲のコードを知ることができます。
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私がよく使っている無料のコード譜サイト、「楽器.me」です。
ヒット曲のコード譜が4万曲以上用意されているので、お気に入りの曲がきっと見つかるはず!
コードでピアノを弾くメリット
ギター経験者がコードでピアノを弾くと、こんなメリットがあります。
・弾き語りや伴奏が手軽にできる
・楽譜が読めなくても弾ける
・今までのギターの経験が活かせる
今までの経験を活かして、楽譜を読まずにお手軽に始められるのが魅力ですね!
コードでピアノを弾くデメリット
メリットがある一方で、こんなデメリットもあります。
・工夫しないと演奏が単調になりやすい
・メロディーライン(主旋律)を弾けない
曲のメロディーを弾くには、音符をひとつひとつ書き表してある楽譜が必要です。
コードは、弾き語りや歌の伴奏にはとても便利ですが、右手でメロディーを、左手で伴奏を弾く「ピアノソロ」には向いていません。
あなたが「ピアノソロ」に挑戦したいのであれば、コードよりも楽譜の読み方を学んだ方がいいでしょう。
おわりに
ここまで色々お話ししてきましたが、実は私、中学生のときに「Fのコード」でギターを挫折しております・・・(笑)
なので、ギターを弾ける人を尊敬しています!すごい!
「ギターが弾ける」という素晴らしい特技を持っているあなたに、その経験を活かしてピアノを楽しんでいただければと思い、この記事を書きました。
馴染みが深いコード弾きなら、ピアノの上達も早いと思います!
今回は入門編ということで、基本的なコードだけご紹介しました。
基本のコードが弾けるようになったら、マイナーコードやセブンスなどにも挑戦してみてくださいね!
こちらの記事もおすすめです。
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