ピアノの1オクターブが届かない!そんなあなたに試してほしい練習法【画像付き】

こんにちは!速水ひかりです。

 

1オクターブが届かない!

手が小さいと、ピアノには向いてないのかな・・・

 

そんなお悩みを持つあなた!

確かに1オクターブを押さえる演奏は、迫力があるため、楽譜でも多用されています。

手の大きさによっては、届きにくいことがあるかもしれません。

しかし、あきらめるのはまだ早いです!

今回は、そんなあなたにおすすめの練習法をご紹介します!

手が小さいから・・・とあきらめる前に、1度試してみてくださいね。

1オクターブが届かないあなたに、おすすめの練習法

おすすめの練習法、それは・・・

「指のばしストレッチ」です!

さっそく、やり方を説明していきますね。

「指のばしストレッチ」のやり方

①手首、指をほぐす

 

準備体操として、手首をぶらぶら~と振って、手首と指をほぐしておきましょう。

肩・手首・指の力が抜けていることを意識しながら20秒ほどやります。

②鍵盤に手を置き、親指と小指を広げる

鍵盤の上で、可能な限り指を広げます。

親指と小指が一直線になるのが理想ですが、難しければできるところまでで大丈夫です。

一気に広げずに、ぐーっとゆっくり伸ばしていきましょう。

限界まで伸ばしたら、そのまま5秒キープします。

③同じ要領で、他の指も拡げる

他の指も、同じ方法で伸ばしていきます。

<親指と薬指>

 

<親指と中指>

 

<親指と人差し指>

手首に力が入りすぎないように注意しましょう。

ストレッチはこれで終了です!

ストレッチを終えた後は・・・

ストレッチを終えたら、さっそくオクターブを押さえてみましょう。

このとき、注意することが3つあります。

①人差し指を小指に引っ張られるように広げる

画像左(〇)のように、人差し指を小指の方に広げて弾きましょう。

これは、人差し指が親指寄りになっていると、手全体を開きにくいためです(画像右)。

②手首を上げすぎない

画像上(〇)のように、手首を低く、力を抜いて弾きましょう。

画像下(×)のように手首が上がっていると、余計な力が入って、手を痛めやすいです。

③練習のしすぎに注意!

ストレッチしていても、日常的にやらない動きなので、やりすぎは腱鞘炎になる恐れが・・・

くれぐれも、無理は禁物です。

毎日少しずつ、を続けていきましょう!

1週間やってもまったく効果がでない場合は・・・

やってみたけど効果を感じられない、そもそも手が小さくて、届く気がしない・・・

そんな場合は、無理に練習せずに、楽譜の方をアレンジしてしまうという方法もあります。

例えば、「ド・レ・ミ」とオクターブで弾くはずのところを・・・

鍵盤の距離が近い「ミド・ファレ・ソミ」にしてしまうのです!

これなら、指を無理して広げる必要もなくなるので、ずいぶん楽になります。

もしかしたら、あなたは楽譜をアレンジしてしまうことに抵抗を感じるかもしれません。

「そんなこと、とんでもない!」というピアノの先生も、いらっしゃるかもしれません。

しかし、楽譜をアレンジすることで、あなたが楽しく演奏できるのなら、アレンジしたっていいじゃないか!と私は思うのです。

「手の小さいあなただからこそできる演奏」と思って、試してみてはいかがでしょうか。

おわりに

「手が小さい」というのは、ピアノ弾きさんにとって、深刻な悩みですよね。

ピアノの先生に「向いてない」と言われた、なんて話を聞くと、胸が痛くなります。

 

ピアノを楽しく弾くのに、向き不向きなんてない!と私は考えています。

「こんなこともできないなんて・・・」と落ち込まずに、

「難しいところはある程度練習して、それでもだめなら楽譜をアレンジしちゃえ~」と気楽な気持ちで、チャレンジしてみてください!


かくいう私も、指が思うように動かなかったり、楽譜を読むのが辛くてピアノを弾かなかった時期がありました。

でも今ではあまりルールに縛られず、気楽に楽しくピアノを弾いています。

 

次の記事は、そんな私の気持ちと生活の変化をつづったものです。

よかったら読んでみてくださいね♪

↓ ↓ ↓

恥を捨ててピアノを始めたら、毎日が楽しくなったお話

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