こんにちは!速水ひかりです。
あなたは、1つの曲を練習していて、こんな風に思うことはありませんか?
この曲、いつまで練習すればいいんだろう?
そろそろ新しい曲も弾いてみたいけど、この曲ってもう「弾けた」ってことでいいのかな?
練習している曲を、何をもって完成とするか。
この見極めって、意外と難しいですよね。
そんなわけで今回は、「ピアノは、どこまで弾けるようになったらゴールなのか」ということについてお話しします!
ピアノの練習曲は、どこまで弾けたらゴールなのか?
私は1曲仕上げるとき、いつもこんな風に思っています。
「自然に指が動き、楽譜を見ながらスムーズに弾けるようになったらひとまず完成!」
この領域に達したら次は、
・「この曲大好き!もっと完璧にしたい!」と思えばさらに練習する
・「次の曲が弾いてみたいな~」と思えば、いったん終了にして次にいく
というように、曲への愛着によって完成度を高めることもあります。
「自分で完璧に弾けたと思えるようになるまで弾き続ける!」と思っていた時期もありましたが、あまり完璧を求めすぎると、レパートリーがちっとも増えないんですよね。
1つの曲をある程度弾けるようになれば、完成度は「それなり」でも、その曲は十分あなたのレパートリーになったと言えるでしょう。
暗譜はしなくていいの?
ピアノを弾く人の中には、「暗譜(楽譜を見ないでも弾ける)できるようになって初めて完成!」と考える人もいると思います。
しかし、私は「暗譜は人前で弾く機会があれば、練習すればいい」と考えています。
なぜなら、自分1人で弾くときに、暗譜する必要性をあまり感じないからです。
人前で弾くときは、暗譜していた方がカッコいいので、暗譜します(笑)
私は人前でピアノを弾く機会ができたとき、暗譜以外にも以下のようなことを意識して練習します。
・手元を見ずに弾く
⇒目を閉じたり客席を見たりしても、演奏に支障が出ないようにする
・曲の演出
⇒音に強弱をつけたり、テンポを変えてみたりして、曲にドラマを持たせる
普段の練習では「それなり」の完成度、人前で弾くときは「バッチリ!」の完成度を目指して、使い分けています(笑)
一通り完成したら、もう弾かなくていいの?
どんなに練習して暗譜できるようになった曲でも、長い時間が空くと忘れてしまいます。
私は過去に、目をつぶった状態でも弾ける曲がありました。
しかし、1年くらい放置したところ、楽譜を見ながらゆっくりとしか弾けなくなってしまったんです。
せっかく練習した曲が、新しい曲を覚えるごとにどんどん忘れ去られてしまうのは悲しいですよね。
気が向いたときに定期的に弾いて、レパートリーをどんどん増やしていきましょう!
まとめ
最後に、これまでお話ししたことのまとめです。
・練習曲のゴールは、「スムーズに弾けるようになったら」!
⇒もっと完璧にしたいと思ったら、さらに練習する
満足したら、次の曲にいく
・暗譜はしなくてもOK。人前で弾くことになったら練習する!
⇒人前で弾くときは、手元を見ずに弾いたり、曲の演出を考えて、演奏を磨く
・1度「ゴール」した曲でも、定期的に弾く!
⇒弾かずに放っておくと、覚えたそばからどんどん忘れてしまう
「完璧」にこだわらず、レパートリーをどんどん増やそう!
いかがでしたか?
しかし、あまり「完璧」にこだわると、弾きたい曲がたくさんあってもなかなか弾けず、ストレスがたまりやすくなります。
まずは「それなり」の完成度を目指して、気楽に楽しく練習してみてくださいね。
こちらの記事では、私が実際に弾いてみたおすすめ曲をご紹介しています!
レパートリーの参考に、よかったら読んでみてくださいね ♪
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