こんにちは!速水ひかりです。
「ピアノを弾きたいけど、家にはないし、どんなものを買ったらいいかわからない・・・」
そんなあなたへ、ピアノの選び方についてお話しします。
自分に合うのはどんなタイプのピアノなのか、私と一緒に選んでみましょう!
初心者さん向け、失敗しないピアノの選び方
さっそく、選び方についてお話ししていきます!
まずは、「どんなピアノ生活を送りたいか」をイメージしてみる
ご存知かと思いますが、ピアノって高いんですよね(笑)
なかなか2台も3台もポンッっと買えるものではありません。
後々後悔しないためにも、最初のピアノ選びはとっても肝心です!
そこで1番最初にやってほしいことは、「自分がどういう風にピアノを弾いていきたいかイメージしてみる」ということです。
次の4つの要素について考えてみると、イメージがわきやすいかと思います。
ピアノを選ぶときに重要な、「4つの要素」
①どこで弾く?
②どんな環境で弾く?
③誰と弾く?
④どんな音で弾く?
今から1つずつ説明していきますね。
①どこで弾く?
まずは自宅で弾くと思いますが、今後ライブに参加してみたい、人前で弾いてみたいという願望があるのなら、それも一緒にイメージしておきましょう。
なぜ場所をイメージするかというと、弾く場所によっては、持ち運び可能なピアノにしたほうが良い場合もあるからです。
ちなみに私がピアノを買うときにイメージした場所は、以下の3つでした。
- 家
- ライブハウス
- 音楽スタジオ
あなたは、自分がどこでピアノを弾いている姿が浮かんできましたか?
②どんな環境で弾く?
「①どこで弾く?」と少し似ていますが、ここでは練習する場所の環境を考えてください。
具体的には、次の2つについて考える必要があります。
- 外に音が漏れるか
- ピアノを置くスペースはどのくらいあるか
この2つは、ピアノを始めるうえでとっても重要な要素です。
詳しくお話ししていきますね。
外に音が漏れるか
大きな音が外に漏れる家で練習する場合は、グランドピアノやアップライトピアノといった「生ピアノ」は適していません。
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、「楽器OK」の物件でなければ、生ピアノは避けたほうがいいと思います。
ヘッドホンやイヤホンに繋ぐことができる電子ピアノにしておきましょう。
ピアノを置くスペースはどのくらいあるか
実際に、練習で使うスペースの広さを測ってみましょう。
あまり広いスペースが取れないのなら、普段はしまっておいて使うときだけ取り出せる、キーボードがおすすめです。
私は寝室の一角にキーボードを置いています。
せまいスペースでも邪魔にならなくて便利です!
1番場所を取るのはもちろんグランドピアノで、1番小さいタイプでもこのくらいあります。
- 高さ:100cm
- 横幅:140cm
- 奥行:150cm
欲しいピアノが置けるサイズのものかどうか、確認は必須ですね。
③誰と弾く?
まずは1人で弾くと思いますが、もしかしたら誰かと一緒に演奏する機会があるかもしれません。
今後の理想をイメージしてみましょう。
これから音楽仲間を作っていきたいということであれば、「〇〇さんと~」と細かく決める必要はありません。
一緒に演奏する人によってピアノのサイズやタイプが変わってくることがあるため、イメージしておきましょう。
-
- 連弾がしたい ⇒ 鍵盤の数が多いピアノ
- バンドで演奏したい ⇒ キーボード
などなど・・・
ここでも参考までに、私のイメージしたものを挙げておきます。
私がイメージした「一緒に演奏したい人」は、以下の4つでした。
- 歌を歌う人
- バンドの人たち
- ギターを弾く人
- パーカッションの人
ざっくりとしていますが、このくらい漠然としたイメージで大丈夫です。
自分がこれからこんな人と出会えたらいいな、という気持ちで考えてみて下さい。
④どんな音で弾く?
ピアノ本来の美しい音や、ピコピコした電子音、オルガンのような神聖な響きの音・・・などなど、自分が演奏したい「音色」をイメージしてみましょう。
これをやることによって、どんな音色を奏でてくれるピアノが欲しいのか明確になります。
もしかしたらアコーディオンや鍵盤ハーモニカの方が弾いてみたくなった!なんてこともあるかもしれません(笑)音色選びは、あなたの演奏したい音楽のジャンルが大きく影響してくるかもしれません。
例えば私の場合、弾いてみたい音楽ジャンルはこんな感じした。
- 激しすぎないロック
- ポップス
- 歌謡曲
以上の3つを弾いてみたかったので、ピアノの音と電子音、どちらの音も奏でることができるキーボードを探しました。
失敗しないピアノの選び方まとめ
これまでお話ししてきたことを、1度まとめておきます。
- どこで弾く?
⇒自宅以外で演奏してみたい場所をイメージ - どんな環境で弾く?
⇒音漏れやピアノを置くスペースをイメージ - 誰と弾く?
⇒一緒に演奏してみたい人をイメージ - どんな音で弾く?
⇒演奏してみたい音楽ジャンルから、「音色」をイメージ
なんとなく、イメージがわいてきたでしょうか?
それではいよいよ、どのタイプのピアノにするか、選んでいきましょう!
自分のライフスタイルに合ったピアノを選んでみよう
ここでは、大きく分けて4種類のピアノを紹介します。
- グランドピアノ
- アップライトピアノ
- 電子ピアノ
- キーボード
先ほどイメージした「自分のピアノ生活」に、1番マッチするものを見つけてみましょう。
①グランドピアノ
ピアノの王様、グランドピアノです。
- とにかく良い音で弾きたい
- いくらお金をかけてでも、良い楽器が買いたい
- 部屋に十分なスペースがある(高さ100cm/幅140cm/奥行150cm程度)
- 大きな音を出してもご近所迷惑にならない部屋がある
②アップライトピアノ
グランドピアノに比べて小型ですが、こちらもコンセントに繋がないで音が出る「生ピアノ」です。
壁にぴったりくっつけて設置できるので、グランドピアノに比べるとコンパクトです。
- グランドピアノには手が出ないけど、できるだけ良い音で弾きたい
- 壁際にある程度スペースがある(高さ110cm/幅145cm/奥行70cm程度)
- 大きな音を出してもご近所迷惑にならない部屋がある
③電子ピアノ
コンセントに繋いで弾く、電気で音が出るタイプのピアノです。
アップライトピアノよりもさらにコンパクトで、価格もお手頃です。
- アパートなど、大きい音が出せない部屋で弾く
- 基本的に家で弾くので、外に持ち出す予定がない
- 何種類かでいいので、ピアノ以外の音色も出してみたい
- 何種類かでいいので、ピアノ以外の音色も出してみたい
④キーボード
厳密には鍵盤楽器のこと全般を「キーボード」と呼ぶのですが、ここでは区別するために小型の電子ピアノのことを「キーボード」と呼んでいます。
写真のキーボードは、私が2年ほど愛用している「king korg」です。
※「king korg」の性能や実際に演奏した動画など、こちらの記事で詳しく紹介していますので、興味があれば読んでみてくださいね。
↓ ↓ ↓
愛用し続けて2年!「King Korg(キングコルグ)」を使ってみた感想【キーボードシンセレビュー】
ヘッドホンやイヤホンが必須です。
- アパートなど、大きい音が出せない部屋で弾く
- ライブハウスや友人の家など、楽器を外に持ち出す予定がある
- ピアノ以外の音色をたくさん出してみたい
- ゆくゆくはキーボードとパソコンを接続して、音を加工したりしてみたい
失敗しない選び方を実践して、ぴったりのパートナーを見つけよう!
以上、失敗しないピアノの選び方と、ピアノの種類ごとのご紹介でした♪
いかがでしたか?
大体のイメージを固めておくと、楽器屋さんで店員さんに相談したり、ネットで探しやすくなります。
あなたにぴったりの1台が見つかりますように!
次の記事では、ピアノを始めるときに必要な道具を紹介しています。
↓ ↓ ↓
コメントを残す