前回の記事では、グランドピアノや電子ピアノなど、ピアノの種類について解説しました。
※まだ読んでいない!という場合は、こちらの記事を参照してください。
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自分に合ったピアノのタイプが決まったところで、さらなる問題があります。
今回は、鍵盤数の数え方や種類について解説します。
ピアノの鍵盤数の数え方
鍵盤数とは「白い鍵盤と黒い鍵盤、すべてを合わせた鍵盤の数」のことを言います。
つまり、左から順番にすべての鍵盤を数えていけば、ピアノの鍵盤数がわかります。
鍵盤数の単位は、「鍵(けん)」です。
つまり私のピアノは、「61鍵のキーボードピアノ」ということになります。
ピアノの鍵盤数の種類
楽器屋や通販サイトでは、さまざまな鍵盤数のピアノが売られていますが、一般的には以下の5つに分けられます。
①32鍵
②49鍵
③61鍵
④76鍵
⑤88鍵
①32鍵タイプのピアノ
子供向けの小さなピアノなどは、このくらいの鍵盤数のものが多いです。
②49鍵タイプのピアノ
初心者向けのコンパクトなキーボードは、このくらいの鍵盤数のものが多いです。
家電量販店なんかによく置いてあるタイプで、お手頃価格で手に入ります。
③61鍵タイプのピアノ
私が使っているのが、この61鍵タイプ。
一般的なキーボードは、61~76鍵のものが多いです。
両手で弾くのであれば、最低限このくらいの鍵盤数は欲しいところです。
実際に使った感覚としては、こんな感じです。
- バンドのキーボード⇒大活躍!
- 弾き語り⇒十分足りる
- ピアノソロ(ポップスなど)⇒ギリギリ足りる
- クラシック⇒子供向けの簡単なものでも足りない・・・(泣)
④76鍵タイプのピアノ
61鍵のピアノと比べて、演奏の幅がぐっと広がります。
私も本当は76鍵の方が良かったのですが、部屋に置くスペースがなく、61鍵にしました。
⑤88鍵タイプのピアノ(最大)
グランドピアノやアップライトピアノは、ほとんどが88鍵です。
どんな曲を弾くのにも、これだけあれば十分といえるでしょう!
※ウィーンのピアノメーカー「ベーゼンドルファー」では、92鍵や97鍵のグランドピアノが製造されていますが、その他のピアノメーカーだと、88鍵が最大なようです。
あなたに合ったピアノの鍵盤数はどれ?
- 両手で弾くなら61鍵以上必要
- 家のスペースに余裕があるのなら、61鍵よりも76鍵がおすすめ
- クラシックを弾くなら88鍵がおすすめ
おすすめの鍵盤数は、「多ければ多いほど良い!」
極論を言ってしまうと、鍵盤数は多いに越したことはありません。
曲のジャンルや置くスペース、持ち運ぶ時のことなど、色々な角度から考えて、慎重に選んでくださいね。
次の記事では、「ピアノ初心者さんにおすすめの練習法」をご紹介しています。
あなたは、自分にぴったりのピアノを用意したら、まずは「何でもいいから弾けるようになりたい!」と思うかもしれません。
でも、何事も始めが肝心。ピアノもその例外ではありません。
実は、挫折しにくい練習法というものがあるんです。
「とりあえず」で簡単な楽譜やピアノ教室を探す前に、ぜひ1度読んでみてくださいね。
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ピアノをどうやって練習したらいいかわからないあなたへ
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