こんにちは!速水ひかりです。
ピアノ教室に通ってみたいけど、「お月謝」が気になるあなた!
毎月のことなので、気になりますよね。
「できるだけ安く!とは言わないけど、割高のところに通うのはちょっと・・・」
その複雑な気持ち、わかります!(笑)
そこで今回は、大手ピアノ教室と個人ピアノ教室、それぞれの月謝の相場を比較してみました!
ピアノ教室の、月謝の相場比較
一口に「月謝の相場」と言っても、実はなかなか判断が難しいんです。
なぜなら、同じ教室でも生徒さんの条件によって、月謝が変わってくるからです。
月謝が変動する条件には、こんなものがあります。
- 生徒が大人か子供か
- 生徒が初心者か中級者か
- レッスンの頻度
- レッスンの時間
などなど・・・
確かに、「月に1回30分の子供向けレッスン」と「月に4回90分の、大人向けレッスン」では、月謝が違って当たり前ですよね。
そこで今回は、条件を以下のように限定して、相場を計算してみました!
・生徒の技術:初心者
・レッスン頻度:月3回
・レッスン時間:30分間
それではさっそく、ピアノ教室の月謝相場を紹介していきます!
以下のデータは、私が公式サイトを参考にして、独自に調査したものです。 当然ながら、細かい料金は教室によって異なります。 あくまで「目安」として、役立てていただければと思います。
大手ピアノ教室の月謝相場
まずは、大手ピアノ教室の月謝相場です。
調査に使ったのは、以下の5つの大手ピアノ教室です。
有名どころばかりですね~!
上でもお話しした通り、「大人のピアノ初心者が、月3回30分のレッスンを受けた場合」の費用を計算しました。
<大手ピアノ教室の費用相場の比較>
ヤマハ | カワイ | 山野 | 宮地 | 島村 | |
---|---|---|---|---|---|
レッスン費 | 9,500 | 9,720 | 5,750 | 9,720 | 8,640 |
入会費 | 7,500 | 10,800 | 10,000 | 9,720 | 10,800 |
管理費 | 2,750 | 2,160 | なし | 記載なし | 1,350 |
初月の
費用合計 |
19,750 | 22,680 | 15,750 | 19,440 | 20,790 |
上の表によると、大手ピアノ教室の月謝相場はこんな感じです。
初月の費用:2万円弱
次の月以降:1万円弱
最初だけとはいえ、「入会費」が1月分のレッスン料と同じなのは、ちょっと痛いですね~。
個人ピアノ教室の月謝相場
続いて、個人で運営しているピアノ教室の月謝相場です。
個人のピアノ教室は、全国でかなりの数があるんですよね・・・。
そこで、こちらの検索サイトで都内最安値・最高値の教室を調べ、その平均を計算しました。
「ピアノ教室net」>>>公式サイト
<個人ピアノ教室の費用相場の比較>
都内最安値 | 都内最高値 | |
---|---|---|
レッスン費 | 3,500 | 1,2000 |
入会費 | 0 | 0 |
管理費 | 0 | 0 |
初月の費用合計 | 3,500 | 1,2000 |
上の表によると、個人ピアノ教室の月謝相場はこんな感じです。
初月の費用:8,000円弱
次の月以降:8,000円弱
例外もありますが、個人のピアノ教室の場合、入会費や管理費がかからない所がほとんどです。
一部のお高いところを除けば、大手よりも個人ピアノ教室の方が、レッスン料が安いといえるでしょう。
月謝以外にかかる費用
大手、個人のピアノ教室の月謝相場を比較したところで、月謝以外にかかる費用についてお話しします。
①入会費
入会時、1度だけ支払うものです。
1万円くらいが相場ですが、時期によっては、キャンペーンで安くなることがあります。
上の表で紹介したように、「入会費無料」という教室もあります。
②管理費(施設費)
教室を維持するのにかかる料金で、毎月支払うものです。
基本的に、大手の教室は有料、個人の教室は無料です。
なぜかというと、個人の教室は、先生の自宅をレッスン室にしているからです。
大手の教室は、ビルの一角などを借りて運営しているところがほとんどなので、維持管理費がかかるのです。
③発表会の出演料
会場のレンタルにかかる料金で、発表会の出演者が支払うものです。
会場の規模によって、料金が大きく変わってきます。
大きくて立派な会場だと、数万円する場合も・・・!
市民ホールなどを使う場合は、無料なことがあります。
④発表会の衣装代
ホールなどで発表会をする場合、ある程度きっちりした衣装を着るのが一般的です。
ドレス・靴・ヘアメイクなどなど・・・こだわればこだわるほど、高額になります(笑)
ちなみに、私が通っている教室の発表会は、ライブハウスで行うカジュアルなものなので、普段着でOKです。
習う曲のジャンルによっても変わってくるかもしれませんね。
以上の4つが、月謝以外にかかる費用です。
「レッスン料以外にも色々と出費がある」ということを頭に入れたうえで、教室を選ぶのがおすすめです。
具体的な「毎月の料金」が気になる場合は、教室に直接問い合わせてもいいですね。
月謝が安い=悪い教室、高い=良い教室?
さて、これまで「料金」について色々お話ししました。
では、結局のところ、月謝がいくらの教室に通うのが正解なのでしょうか?
残念ながら、答えは「わからない」です。
料金が安くても、あなたの望みを叶えてくれる教室はあるはずですし、逆に高くてもあなたに合わないかもしれません。
しかし、相場を知っておくことで、「なんでこんなに安い(高い)んだろう・・・?」と料金設定を疑う材料にはなります。
月謝が安すぎる教室は、生徒さんがあまりにも来ないなど、なにか事情があるのかもしれません。
高すぎる場合は、音大合格やコンクール出場を目指す「超一流」のための教室かもしれません。
相場を見て予算をある程度決めておき、最終的には「月謝以外のポイント」で判断するのがおすすめです。
月謝以外で教室を選ぶポイント
「月謝以外で教室を選ぶポイト」で具体的なのが、以下の5つです。
- 他の生徒の年齢・性別
- 演奏技術
- 発表会の有無
- 取り扱いジャンル
- 立地
それぞれ1つずつ、お話ししていきます。
ポイント①他の生徒の年齢・性別
一見どうでもいいことのようですが、意外と重要です。
「自分以外、子供しかいない教室に入っちゃった!」と、入ってから気付いて悩む人もいます。
普段の個別レッスンは問題ありませんが、発表会はちょっと気まずいですよね・・・。
その点、同年代や同性の生徒さんがたくさんいると、良きお友達になれる可能性が高まります。
同じ趣味をもつ仲間って、大人になってからはなかなかできないので、とても貴重です。
ポイント②演奏技術
初心者さんに優しい教室、プロを目指すような上級者向け教室・・・などなど、教室によって目指す演奏のレベルが違ったりします。
あなたがまったくの初心者で、1曲だけでも弾けるようになりたいのか、
以前習ったことがある経験者で、中級者を目指したいのか・・・
あなたが理想とする「演奏技術のレベル」を明確にしておくといいですね。
「レベル」って言葉はあまり好きじゃありませんが・・・(汗)
ポイント③発表会の有無
発表会を開催する教室がほとんどですが、生徒さんの数が少ない教室だと、開催しない場合もあります。
あなたが「家で楽しく弾くだけで十分!」ということであれば、発表会がない教室を、
「人前で弾いてみたい!」というこであれば発表会がある教室を選びましょう。
ポイント④取り扱いジャンル
あなたは、ピアノでどんな曲を弾いてみたいですか?
クラシック、ポップス、ジャズ・・・ピアノでは色々なジャンルの曲が弾けます。
大手のピアノ教室では、弾きたい曲のジャンルによってコースが別れていることがありますが、コース選択ができない教室もあります。
クラシックの生徒さんしか持ったことがない教室で、「ポップスをやりたいです!」と言った場合、先生が困ってしまうかもしれません。
自分が弾いてみたいジャンルと、教室で教えてもらえるジャンルが合っているか、事前に確認しておきましょう。
ポイント⑤立地
当たり前かもしれませんが、家や職場から近いところがおすすめです。
趣味の習い事は、行くのが面倒になったらおしまいです。
「面倒くささ」が「ワクワク」を上回らないよう、通うのが苦にならない距離の教室を探しましょう。
私は現在、電車で1時間半くらいの距離の教室に通っていますが、正直しんどいです(笑)
どうしても今の教室がいいので、今後も通い続けますが・・・。
見学や体験レッスンを積極的に利用しよう!
上に挙げた、「月謝以外のポイント」は、実際に問い合わせてみないと、わからないことばかりですよね。
そんなときは、教室見学や体験レッスンを積極的に利用しましょう!
一度見学に行けば、そこで細かい料金や方針を確認できますし、何より教室や先生の雰囲気を知ることができます。
第一印象で「苦手かも・・・」と思った場合、レッスンの相性も良くない可能性が高いですからね・・・(汗)
教室見学や、体験レッスンを実施しているピアノ教室は、全国各地にたくさんあります。
基本的には無料なので、行ってみたい教室がある程度絞れたら、行ってみるのをおすすめします。
おすすめのピアノ教室検索サイト
自分が通いたいピアノ教室を探すには、検索サイトを利用するのがおすすめです。
今回は、「生徒の声」や体験レッスンを受けた感想など、第三者のレビューが見れるサイトをご紹介します ♪
検索サイト①.PTNA(ピティナ)
- 登録している教室の数がとにかく多い!
東京都だけで1500個の教室が見つかりました。
あなたの近所の教室も探しやすいはずです。
- 申し込んだあと、先生と面談をしてからレッスン開始になる
サイトの方で審査があるため、申し込んだら必ず面談できるわけではありませんが、お互い納得してからレッスンを開始できるのは魅力ですね。
- 応募する前に、教室の詳しい情報が見られる
先生の性別、レッスン料金、体験レッスンの有無、発表会の有無、取り扱いジャンル、対象年齢など、かなり細かい情報が載っています。
教室によっては公開していないところもありますが、詳細な情報が載っている教室を見つけましょう!
検索サイト②.ピアノ教室.net
- 応募する前に、サイトから体験レッスンの申し込みができる
体験レッスンを実施していない教室もあるので、実施しているところを見つけて申し込みましょう。
- 色々な条件から検索できる
料金の目安、入会金、コース(初級~上級・大人など)、ジャンル、希望曜日、など、自分の希望条件から検索することができてとても便利です!
好きな言葉を入力して、当てはまるものを検索する「フリーワード検索」なんてものもあります。
- 検索した教室のお気に入り登録ができる
いってみたい教室がいくつもあってなかなか絞れない!ということであれば、これを使うと便利です。
気になった教室を複数キープしておいて、そこから厳選することができます。
まとめ
最後に、これまでお話ししたことのまとめです。
- 独自に調べたところ、大手ピアノ教室は1万円弱、個人のピアノ教室は8,000円弱
- 大手、個人にかかわらず、教室によって月謝はピンキリ
- 入会費、管理費、発表会出演料、発表会衣装代など、レッスン以外にも出費あり
※「月謝が安い=悪い教室」というわけではないので、料金以外の要素にも注目
- 他の生徒の年齢・性別
- 演奏技術
- 発表会の有無
- 取り扱いジャンル
- 立地
※無料の教室見学や、体験レッスンを利用するのがおすすめ
通うピアノ教室によって、今後のあなたのピアノライフが大きく変わってきます。
肝心なのは、あなたがそこに通って「いかにウキウキできるか?」ということです。
あまり「月謝の安さ」にこだわりすぎず、慎重に選んでくださいね。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください!
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