こんにちは!速水ひかりです。
突然ですが、あなたはプロのミュージシャンのライブやコンサートに行ったことがありますか?
もし行ったことがなければ、1度興味がある人のライブへ行ってみることをおすすめします。
私は学生時代から、ライブハウスへよく足を運んでおり、素晴らしい時間を過ごしています。
まるで呼吸をするように自然に動く指、カウントを取らなくても息ピッタリなバンドの演奏、演奏中に自然とこぼれる笑顔・・・
そんなプロのミュージシャンが奏でる余裕たっぷりな演奏は、いつ見てもほれぼれします。
「私もこんな風に素敵な演奏ができるようになりたい!」と思い、ライブ後の出演者の方に、図々しくもお話を伺ってみました。
すると、とっても素敵な回答が返ってきたのです。
今回は、私がプロのミュージシャンから教わった、「音楽を自由に楽しむ秘訣」についてお話しします!
秘訣その①細かいことは気にしない!
ある日、私はとあるピアニストの方のライブに行きました。
素晴らしい演奏を聴いたあと、ライブ終了後も会場にいらっしゃったので、ちょこっとお話しさせてもらうことに。
私が自分でもピアノを弾いていることを伝えると、「家にピアノがあるの?」と聞かれたので、こんな風に答えました。
「普段は家のキーボードで弾いてます。
たまにグランドピアノを借りて弾くこともありますが、なかなか同じように弾けなくて・・・」
すると、衝撃の返答が。
「あぁ、そんなのテキトーだよ!」
・・・え?
テキトー?
その後も、素晴らしい演奏の秘訣を伺うも、答えは全部「え?テキトー!」でした(笑)
その時の私は、「天性の勘があるから、テキトーでも弾けるんだなぁ~」なんて思いましたが、家に帰る電車の中で、「いや、待てよ・・・?」と思い直しました。
プロのミュージシャンであれば、どんな曲をどんなピアノで弾くか、その時々で変わるのが日常茶飯事です。
「こんなピアノじゃ弾けない!」「曲のアレンジが急に変わったから弾けない!」なんて言い訳は通用しません。
そんな環境で日々演奏をしているからこそ、どんな状況でも「自分の演奏」をすることができるのではないでしょうか?
ご本人は「テキトー!」と言っていましたが、その「テキトー!」のなかには、ピアニスト魂が潜んでいると感じました。
それ以来私は、ピアノの種類などの小さいことにこだわる前に、「まずは与えられた状況で楽しんで演奏する!自分の演奏を全うする!」そんな風に考えるようになりました。
秘訣その②肩の力を抜く!
「肩の力を抜くこと」。
これは、私がとあるシンガーの方から教わったことです。
私はある日、お客さんと出演者が気楽に会話できるような、アットホームな雰囲気のライブに行きました。
そのライブ会場には、ドラムを一生懸命練習している、という小学生の男の子がいました。
その少年に向かって、シンガーの方はサラっと一言。
「楽器やるなら、肩の力抜いたらいいよ~」
これを聞いて私は、「なんて簡潔で核心を突いたアドバイスなんだ・・・!」と衝撃を受けました。
どんな楽器でも、肩に力が入った演奏というのは、ぎこちなくて聴きづらいものです。
逆に肩の力が抜けている演奏は、たとえ単純な演奏でも、聴いている人が「あ、なんかいいな~」と感じやすいです。
そのシンガーの方は、のんびりギターのチューニングをしながらそんなアドバイスしていて、すごい説得力でした(笑)
楽器を練習していると、無意識に「こうあるべき」というものが積みあがっていきます。
もっと複雑な演奏にしなきゃ・・・
人前で弾くなら、楽譜を見ないで演奏しなきゃ・・・
絶対に間違えないで弾かなきゃ・・・
こんな風に積みあがった「こうあるべき」を手放すことができたら、もっと自由に、もっと楽しく楽器を演奏できるんじゃないかな、と私は思います。
音楽に限らずどんな遊びでも、ルールが多ければ多いほど、窮屈になってきます。
何事も純粋に楽しむには、肩の力を抜いて楽しむことが大切だと気付かされました。
子供のように、純粋に音楽を楽しむ素晴らしさ
あなたはが子供の頃、夢中になって遊んだものは何ですか?
私が小さい頃夢中だったのは、ジグソーパズルです(笑)
あの頃は、「何日以内に完成させる!」とか「もっとピースが細かいものに挑戦する!」とか、そんな難しいことは考えていませんでした。
ただただ、パズルのピースをはめていくのが「楽しいから」。
それだけでした。
ピアノが上手くなりたいのも、色んな曲が弾けるようになりたいのも、そうするのが「楽しいから」です。
無理な練習をしたり、難しく考えすぎたりして、ピアノを弾くのが楽しくなくなってしまっては、元も子もありませんよね。
「難しく考えず、肩の力を抜いて楽しむ」。
それが自分らしい素敵な演奏を手に入れる方法だと、私はプロのミュージシャンの方から教わりました。
おわりに
いかがでしたか?
「難しく考えずに~」と思っていても、ついつい「こんな演奏じゃダメだ!」なんて思ってしまいますよね。
そんなときは、1度深呼吸してリラックスしてみましょう。
あなたも私も、自分らしく生き生きとした演奏が出来たらいいですね!
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