「とりあえず」で購入するのは危険!ロールピアノをおすすめしない理由

こんにちは!速水ひかりです。

「ピアノの練習用に、とりあえず邪魔にならないロールピアノを買ってみようかな・・・」

と思っているあなた!

ロールピアノで練習するのは、正直あまりおすすめしません。

もしすでにロールピアノを持っているのであれば、活用してみてもいいと思います。

しかし、新たに買おうと思っている場合は、この記事を最後まで読んでみてから、再度検討することをおすすめします。

ということで今回は、「私がロールピアノの購入をおすすめしない理由」についてお話ししていきます!

そもそもロールピアノってどんなもの?

おすすめしない理由をお話しする前に、ロールピアノとはどんなものか、お話ししておきます。

ロールピアノの特徴

ロールピアノとは、鍵盤を押すと音が鳴るビニール製の薄型ピアノです。

クルクル巻くと非常にコンパクトになるので、持ち運びに便利なことがメリットです。

引用:https://www.amazon.co.jp

同時に複数の鍵盤を押す「和音」も弾けて、物によっては自分の演奏を録音することができます。

ロールピアノの値段

価格比較サイトの「価格.com」によると、

安いもので5,000円、高いものだと15,000円くらいします。(鍵盤が61個の場合)

引用:http://kakaku.com

「おもちゃ」として考えると、ちょっとお高めでしょうか。

私がロールピアノをおすすめしない理由

私がロールピアノをおすすめしない理由は全部で3つあります。

理由その①指に変な力が入る癖が付いてしまう

普通のピアノの場合、鍵盤を軽く押しただけで「ポーン」と音が出ますが、ロールピアノは違います。

鍵盤の中にセンサーが付いているため、それが反応するまで強く押し込まないといけないのです。

ピアノ弾くのに重要なのは、「脱力すること」です。

力を込めて鍵盤を押す癖が付いてしまうと、今後本物のピアノを弾いたときに支障をきたします。

理由その②指を速く動かす練習ができない

ロールピアノは鍵盤を押すのに力を入れる必要があるので、軽やかに素早く指を動かすことができません。

もし力を入れながら素早く弾くことができても、センサーの反応が間に合わず、音がところどころ飛んでしまったりします

指を動かす練習は、ピアノを始めたばかりの人にとって、非常に重要です。

その練習ができないとなると・・・うーん、ちょっと購入を考えてしまいますよね。

理由その③最初からピアノを買ってしまった方が早い

あなたがもし、「今後ピアノを買う予定があるけど、その前に練習してみよう!」というつもりでロールピアノの購入を検討しているのであれば、最初からピアノを買ってしまった方が良いです。

(出鼻をくじいてしまうようですみません・・・。)

ロールピアノでいくら練習しても、実際に弾くのは本物のピアノです。

まったく弾けなくても、まずは実際にピアノの鍵盤に触って、音を出してみることが大事です。

こんな場合はどうしたらいい?

とはいえ、事情があってどうしてもロールピアノが必要!という場合もあるかと思います。

そこで、他の物で代用可能なパターンを紹介しますね。

ピアノをやろうか迷っていて、とりあえずロールピアノを買ってみたい

「やっぱりやーめた」となった場合、せっかく買ったロールピアノが無駄になってしまうかもしれません。

まずおすすめしたいのが、楽器店で実際にピアノを試し弾きさせてもらう方法です。

恥ずかしいかもしれませんが、最初は誰でも初心者なので大丈夫です!

欲しいと思っているピアノが高くて、お金をためている間に少しでも練習したい

お金をためているのなら、ロールピアノを買うお金をピアノの資金にあてた方がいいかもしれません。

音が出る練習なら、無料のピアノ練習アプリで代用可能です。

旅行など、出先でも練習したい

ある程度弾いている曲なら、広げて使える「紙の鍵盤」や机をたたくだけでも指の練習になります。

新しい曲を練習するなら、その曲をしっかりと聴きこむのも練習法の1つです。

紙の鍵盤をAmazonで買う

紙の鍵盤を楽天で買う

紙の鍵盤をYahooショッピングで買う 

どうしてもピアノの置き場所がない!

「ピアノの置き場所がないから、どうしてもロールピアノが欲しい!」

そんな場合は、長い目で見ると、場所を取らないスリムタイプのキーボードを買った方がいいかもしれません。

 

ロールピアノを弾き続けると、「指の練習ができない!」など、早い段階で不満が出てきます。

いくら練習用とはいっても、鍵盤がしっかり押せるものを用意した方がいいです。

カシオのCTK-240というキーボードは、コンパクトで場所を取らないので、練習用に良さそうです。

子供が弾いていてもちょっと小さいかな?と思うようなコンパクトなキーボードで、場所を取らずに練習ができます。

『カシオ CTK-240』をAmazonで買う

『カシオ CTK-240』を楽天で買う

『カシオ CTK-240』をYahooショッピングで買う

おわりに

一見便利なように見えて、ロールピアノが活用できる場は、意外と少ないです。

「鍵盤がしっかりと立体的である」というのは、ピアノの練習において最低限必要な条件なのです。

この記事を読んで、再度購入を検討してみてはいかがでしょうか。

もし、「ロールピアノ以外のピアノも探してみたい!」と思っていただけたなら、以下の記事がおすすめです。

↓ ↓ ↓

「どうしても今はピアノを購入できない・・・」という場合も大丈夫!

家にピアノがなくてもできる練習方法をまとめた、こちらの記事をご覧ください。

↓ ↓ ↓

【家にピアノがない!】ピアノを持っていなくてもできる3つの練習法

あなたの楽しいピアノライフを、応援しています♪

2 Comments

Kay

詳しい解説、大変参考になりました。
ピアノは子供たちが巣立って以来、10年以上は只の置物でした。でも、5月の連休依頼、毎日Stay Homeを何かの形で残そうとピアノセルフレッスンを始めたのです。初心者で、しかも60歳を超えています。覚えも悪くて、次の小節への正確な指の運びや音の繋がりがぎこちなく、良い方法がないものかと練習用に自分で模造紙で鍵盤を作り、指を慣らそうと思っていました。なんど、市販しているのですね。これで長時間の作業が省略でき、助かりました。ご説明により、ロールピアノに飛びつかず済みました。Thank you!

返信する
速水ひかり

Kayさま

はじめまして!管理人の速水ひかりです。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
髪鍵盤の情報がお役に立てたようでなによりです。

お家に居ながら新しいことに挑戦されるなんて、とっても素敵ですね!
ぜひ楽しんで、ピアノを演奏してくださいませ。

速水ひかり

返信する

Kay へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。