【いつ踏めばいい?】楽譜にペダルの記号が書いてない時の対処法

こんにちは!速水ひかりです。

ペダルをいつ踏めばいいのかわからなくて、お困りのあなた!

その気持ち、よーくわかります!

クラシックの楽譜だと、「ここでペダルを踏んでね」と楽譜に記号が付いていることが多いのですが、問題はポップスなどの楽譜です。

記号を書いてない楽譜が多いんですよね~。

<ちなみにこんな記号>

そこで今回は、楽譜にペダルの記号が書いていないときどうすればいいのか、対処法をお話しします!

※ペダルの踏み方や基礎知識については、こちらの記事で紹介しています。
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私が使ってるペダル 【動画で解説】あなたのピアノ演奏をゴージャスにするペダルの使い方

楽譜にペダルの記号がないときの対処法

ペダルを踏むタイミング・・・それはズバリ、「あなたの自由」です!

「え・・・?」と思うかもしれませんが、踏まなければいけないタイミングなんてないのです。

あなたが直感で、「ここで音が伸びたら素敵だな~」と思う場所で踏むのがベストです。

そうはいっても、いつ踏めばいいかわからない!

そんなあなたのために、あくまで一例として、私の場合どうしているかをお話しします。

対処法①ゆったりとした曲の場合は、ずっと踏み続けてみる

バラードなどのゆったりした曲は、ペダルをずっと踏んでいても違和感があまりありません。

とはいっても、踏みっぱなしはNGです。

音が濁ってぐちゃぐちゃになります(笑)

左手の音が変わるタイミングで、ペダルを踏み直してみましょう。

実際にやってみた動画を見てみてください。

極端な話、音が濁ってさえいなければ、ずっとペダルを踏んでいても聞き苦しい演奏にはなりません。

音が濁らずに弾けるようになったら、音を伸ばさなくてもいい場所を探します。

バラードの曲でも、軽やかに弾むようなフレーズは、ペダルを踏まなくても違和感がありません。

ペダル有りバージョンと無しバージョンを弾いてみて、より良い方を採用しましょう。

対処法②「なんかピョンピョンしてるな~」という曲は、ペダルを踏まない

ウキウキ弾むような曲の場合は、ペダルを踏まない方が素敵な演奏になったりします。

ブルグミュラーの『貴婦人の乗馬』なんかがまさにそうですね。

このときは、1度もペダルを踏んでいません。

クラシック以外の曲だと、松任谷由実さんの『ルージュの伝言』や、となりのトトロの『サンポ』も、ペダル無しで弾けそうですね。

もしあなたが「なんかピョンピョンしてるな~」と感じる曲に出会ったら、ペダル無しで演奏してみましょう!

対処法③離れた鍵盤を行ったり来たりするときに踏む

ペダルの長所は、「音がぷつっと切れずに演奏できること」です。

音がぷつっと切れやすいのは、「離れた鍵盤を押さえるために手が大きく移動するところ」です。

鍵盤同士の距離が近ければ、1つを押さえたままもう1つを・・・ということもできますが、離れた鍵盤の場合そうはいきません。

音が伸びていてほしいのに、鍵盤から指が離れたことによって、ぷつっと切れてしまうのです。

演奏中、「指が届かないけど、この音にはもうちょっと伸びていてほしい・・・!」というタイミングでペダルを踏んでみてください。

きっと流れるような美しい音になるはずです。

おわりに

いかがでしたか?

今回ご紹介した方法はあくまで一例です。

はっきり言って、私の独断と偏見で紹介しています(笑)

ピアノを楽しむうえで、「ここで音が伸びると、なんだか素敵だな」という感覚はとても大事です。

「好きなタイミングでペダルを踏むことが、あなたらしい演奏につながる」ということを忘れないでくださいね。

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