大人のピアノ初心者が教室を探す前にしておく5つのこと

こんにちは!速水ひかりです。

 

大人になってからピアノを習うのって、勇気がいりますよね。

大人になってからピアノ教室に通うのってなんだか恥ずかしい・・・

他の生徒さんが子供ばっかりだったらどうしよう・・・

先生が年下だったら嫌だなぁ・・・

などなど、悩みは尽きないと思います。

そんな悩みを抱えるあなたに、教室を探す前にやっておいた方がいいことを5つ紹介します!

大人の初心者がピアノ教室に通うのは、恥ずかしいことじゃない!

まず大前提として知っておいていただきたいのが、大人がピアノ教室に通うのは、ちっとも恥ずかしいとじゃない!ということです。

意外と気にしているのは本人だけだったりします。

私も今通っている教室の先生に、「恥ずかしいんですが・・・楽譜が読めないんです・・・。」と伝えたことがありました。

先生の反応はというと、「あ、そうなの」の一言でした(笑)

とはいえやっぱり不安はつきものだと思うので、さっそくやっておいた方がいいことについてお話しします。

あなたにやってほしいことは、次の5つです。
  1. 自分のできること、できないことを把握する
  2. 自分が最終的にどうなりたいのか想像する
  3. どんな曲を弾きたいのか明確にしておく
  4. レッスンの頻度と予算をざっくり決める
  5. 「レッスンは黙っていても教えてもらえる場所」という考えを捨てる
1つずつ説明していきます。

その1.自分のできること、できないことを把握する

自分がピアノの何を知っているか、何ができるのか、というのを把握しておきましょう。

これを教室の先生に明確に伝えられると、先生の方も指導がしやすくなります。

初心者なんだから何もできないよ!と思うかもしれませんが、初心者さんの中でも音楽の知識に差があったりします。

ちょっと例を挙げてみます。
  1. どの鍵盤を押さえると「ド」の音が出るかわかる
  2. 子供の頃音楽の授業でやった動揺など、なんとなく弾ける曲がある
  3. ピアノ以外の楽器を弾くことができる
  4. 楽譜に「ドレミ」が書き込んであれば弾ける
  5. 鍵盤に「ドレミ」のシールが貼ってあれば弾ける
  6. 楽譜の音符は読めるけど、音の長さやテンポはわからない

この6つを、それぞれ「できる」「できない」と仕分けてみましょう。

もちろん、すべて「できない」でもまったく問題ありません。

「自分はこれができないから、ここから教えてほしい」と把握できていることが重要です。

その2.自分が最終的にどうなりたいのか想像する

自分のなかで、「このくらい弾ければ満足」というゴールを決めておきましょう。

これも先生に伝えておくことによってゴールが明確になるので、いいムードでレッスンをすることができます。
ここでも例を挙げておきます。
  1. 弾いてみたい曲の楽譜を用意して、その1曲が弾けるようになる
  2. 難しい曲に挑戦するよりは、確実に弾ける曲を練習して発表会に出る
  3. 「やさしい」と書かれた楽譜を、自分で弾けるようになる
  4. どんな楽譜でも、見ただけで弾けるようになる
  5. リサイタルやコンクールに出るプロを目指す

あなたに当てはまる理想像はあったでしょうか。

もしピンと来るものがなければ、YouTubeなどでピアノ演奏をしている人の動画を見て、「この人くらい弾けるようになりたい!」というものを探してみてもいいかもしれません。

その3.どんな曲を弾きたいのか明確にしておく

レッスンを受けるなら、弾きたい曲のジャンルを伝えることも重要です。

思い入れのある歌謡曲を弾いてみたいのに、練習曲はクラシックばかり・・・なんてことになったら嫌ですよね。
ピアノを習い始めの子供だと、まずはクラシックから練習するのが基本ですが、大人の初心者さんだと「まずは好きな曲で練習したい」という方も多いです。

曲名までは決めなくても、ジャンルくらいはざっくり決めておきましょう。

特に弾いてみたいものがない・・・ということであれば、「興味がわいたものはどんどん挑戦していきたいので、先生からも提案してください!」と伝えてもいいですね!

その4.レッスンの頻度と予算をざっくり決める

個人で教えているような教室では、「月2回まで」などと回数が決まっていたりもします。

レッスン費用も、教室によってピンキリです。

なので、まず自分の希望するレッスン頻度と予算をざっくり決めておきましょう。
なぜ「ざっくり」なのかというと、レッスンを受けるのに1番大事なのは先生との相性なので、「どうしてもこの人に教わりたい!」という先生と出会えたら、こちらで融通をきかせる必要があるからです。

例えば、こんな風に決めてみましょう。

  • 月3回通いたい(1回のレッスンは1時間)
  • 月1,0000円までなら出せる
これを見て、「もっとたくさん通いたいな~」と思ったら回数を増やし、「レッスン費はもうちょっと抑えたいな~」と思ったら金額を低く設定してみましょう。

レッスンの頻度を決めるときに注意すること

ここで注意してもらいたいことが1つ。

レッスンを受ける頻度を増やす=上達するというわけではありません。

レッスンがない日に、いかに自宅で自主的に練習できるか、というのが重要になってきます。

 
ピアノの弾き方を先生に教わる

教わったことを忘れないうちに、自分で繰り返し練習する

自宅練習でわからないところやどうしてもできないところを、次回のレッスンで確認する

これが基本的なレッスンの流れです。

つまり、家で練習する時間をたっぷり用意したうえで、レッスン頻度を決めるのがおすすめです。
せっかくお金を払ってレッスンを受けるなら、時間は有効に使いたいですね。

その5.「レッスンは黙っていても教えてもらえる場所」という考えを捨てる

ちょっと強い言い方になってしまいましたが、大した話じゃないです(笑)
「その4.レッスンの頻度と予算を決める」でもちょっとお話ししましたが、あなたがどれだけ上達できるかは、「いかに自主的に練習ができるか」にかかっています。

なので、「教えてもらえれば上達できる」という受け身の意識は捨てましょう。

もちろん、基本的なことやわからないことを教えるのは先生の役目です。

それを吸収して、理想の自分に近づく努力をするのがあなたの役目です。
つまり、一方的に与えられるのではなく、「理想のあなた」を、先生とあなたで一緒に作っていく、という感覚が大事です。
この感覚は、今後あなたが先生との相性と確かめるときにも役に立つので、ぜひ大事にしてください。

おわりに

いかがでしたか?

大人だからといって、初心者であることを恥ずかしがることはありません。

むしろ大人だからこそ、教室に通う前の準備を万端にしておいて、有意義なレッスンにしましょう!
自分のできないことや目標を先生にきちんと説明できれば、「さすが、大人の生徒さんは違うわ!」と思ってもらえるはずです(笑)
この記事を読んで、あなたの不安が少しでも解消されていれば嬉しいです。

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