こんにちは!速水ひかりです。
あなたはピアノの練習中、こんな気持ちになったことがありませんか?
「何回やってもできないよー!」
「もういやだー!」
「何がわからないのかわからなくなってきた!」
練習の難易度が上がってくることによって起こるこの現象を、私は「モヤモヤ期」と呼んでいます。
この「モヤモヤ期」こそ、ピアノ弾きさんがぶつかる最初の壁です。
今回は、この「モヤモヤ期」の原因と乗り越え方をお伝えします!
さぁ、涙をふいて、リラックスして読んでください(笑)
「モヤモヤ期」がやってくる原因
ピアノの基礎教本は、子供でも理解できるようにやさしく書いてあることがほとんどです。
楽譜にしたって、超初心者向けのものは音符に「ドレミ」が書いてあったり、とっても丁寧です。
しかし、少しレベルアップした楽譜だと、「これはもう教わったから知ってるよね?」と言わんばかりに、何も説明してくれなくなります。
上級者に近づけば近づくほど、ルールが増えてきたり、1度にたくさんのことを同時にやることが求められてきます。
求められることが自分の容量を超えてしまったとき、人は「もういやだー!」となるのです。
多くの人はこの「モヤモヤ」を乗り越えて、上達していくのです。
「モヤモヤ期」の乗り越え方
楽しく弾きたいと思って始めたピアノなのに、いつまでもモヤモヤしているのは嫌ですよね。
そこで、私が実践した「モヤモヤ期」の乗り越え方を紹介します!
手順1.わからないこと、できない原因を整理する
まずは、自分がどこでつまずいているのかを知りましょう。
そのためには、以下の3つを整理する必要があります。
- 何ができないか
- どうすればできるようになるか
- 手抜きする方法はないか
1つずつお話ししていきますね。
①何が出来ないか
今現在、あなたができないことはなんでしょうか?
指が上手く動かない、鍵盤と楽譜を交互に見られない、などなど・・・
あなたをモヤモヤさせる原因を、ちょっと考えてみましょう。
②どうすればできるようになるか
「そんなのこっちが知りたいよ!」と思うかもしれませんが、1度考えてみてください。
なぜなら、自己流の練習法というのは、今後あなたの強みになるからです。
自分で練習法を工夫するようになると、出来ないことを「なぜ?」と考える習慣がつくので、挫折しにくいのです。
「考えてみたけどわからない」という場合は、それで大丈夫です。
「これができないんだけど、どういう練習をすればできるようになるかわからない」といった風に、何がわからないのかを人に説明できるようになればOKです!
③手抜きする方法はないか
続いて、自分でもできるレベルにアレンジできないかを考えてみます。
アレンジ、というと難しいことのようですが、要は「手抜」きです(笑)
例えば、オクターブ(低いドから高いド)を押さえるのが上手くできない⇒どちらか一方しか押さえない
といった風に、自分が弾きやすいように勝手に楽譜を変えてしまうのです。
一見ズルをしているようですが、楽譜通りに弾かなければいけない、という決まりはありません。
まずは自分の持っている技術で、楽しく弾くことの方が大切です。
手順2.身近な人に聞く
手順1.の②で、「どうすればできるようになるかわからない」ことが出てきた場合は、身近なピアノ経験者に聞くのが1番です。
ピアノ教室に通っているのなら先生、通っていないのなら家族や友達に相談してみましょう。
もし身の回りに1人もピアノ経験者がいない!という場合は、私に相談するのもアリです(笑)
こちらのメールフォームから、お気軽にご相談ください。
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手順3.今練習している曲をいったん中止する
いくら練習してもできない、まったく意味が理解できない、という場合は、その曲に挑戦するのがまだ早いのかもしれません。
いったん練習を中止して、少し難易度の低いものを新たに練習し、しばらく経ってから挑戦するのもいいでしょう。
ピアノをやっていると、どうしても弾けなかった曲が、1年後何の苦労もなく弾けちゃった!なんてことはよくあります。
自分が気づかないうちにも、知らず知らずのうちに上達しているんです。
長い時間を経て弾けるようになった曲というのは、お腹をいためて生んだ我が子のように愛しいですよ!(生んだことはありませんが・・・)
おわりに
ピアノの上達にはつきものの、「モヤモヤ期」。
イライラしてしまったり、嫌になって練習しなくなってしまってはもったいないです。
手抜きできるところは手抜きして、上手に楽しく乗り越えましょう!
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