こんにちは!速水ひかりです。
お目当てのピアノが見つかり、購入を決意したところで、さらなる問題が立ちはだかります。
その問題とは、「ピアノの搬入」です。
グランドピアノやアップライトピアノの場合、大型なうえに扱いも難しいので、搬入も一苦労。
自分の家に入るんだろうか・・・?料金はどのくらい?など、不安なことがたくさんありますよね。
今回は、ピアノの搬入までの流れや搬入方法、料金などについて解説していきます!
ピアノ搬入までの流れ
まずは、ピアノを購入してから搬入するまでの流れについてお話しします。
①ピアノ専門の運送業者に依頼する
その大きさと繊細さから、ピアノは基本的に普通の運送業者では取り扱ってくれません。
ピアノを購入した販売店が、専属のピアノ運送業者に依頼するパターンが一般的です。
したがって、こちらで手配する必要はありません。
料金や運搬方法などに不安がある場合は、販売店に確認しておきましょう。
②業者が下見に来る
大型のピアノの場合、運送業者が下見に来る場合があります。
窓枠や玄関の広さ、周囲の道などの確認に来ます。
2階以上の部屋に運ぶ場合、階段やエレベーターの幅も調べます。
③搬入
いよいよ搬入です。
業者の人が運びやすいように、部屋はスッキリと片付けておきましょう。
搬入の段階で「置くスペースがない!」なんてことになったら大変なので、スペースは十分に取っておく必要があります。
スペースの確保するときには、ヤマハの「部屋置きシミュレーション」をやってみるのがおすすめです。
部屋の広さやピアノのサイズ、家具などを指定して、配置してみることができます。
なかなかリアルで、「実際に置いたらこんな感じかな~」とイメージするのに便利です。
ピアノの搬入方法
ピアノがどんな風に搬入されるのか、具体的にお話しします。
梱包はとっても厳重!
ピアノはとっても繊細なので、梱包も厳重です。
専用の布団にくるまれて運ばれることも。
大きいものは分解して運ぶ
グランドピアノはそのままだと入らないので、「本体、足、ペダル」の3つに分解して運びます。
基本的に大人2~3人体制で運びます。
ピアノを置く部屋が1階の場合
1階の部屋に運ぶときは、玄関や窓から搬入します。
窓枠を外すこともあります。
グランドピアノは本体も大きいですが、縦にして運べば窓から入れることができます。
ピアノを置く部屋が2階以上の場合
2階以上の部屋に運ぶとき、搬入法は大きく分けて3つあります。
①エレベーター
エレベーターに入るサイズのピアノであれば、配達員と一緒にエレベーターに載せて運びます。
②階段
エレベーターに乗らない場合、階段を使って運ぶことも。
③クレーン
エレベーターでも会談でも搬入が出来ない場合、奥の手としてクレーン車で運びます。
また、高層マンションなどでは、途中までクレーン車で運び、途中から階段を使う場合もあります。
クレーン車がピアノを吊り上げ、作業員がベランダでそれをキャッチするのです。
いずれの方法も、かなりの重労働ですね・・・。
ピアノ搬入の料金
これだけの重労働、当然料金が発生します。
同じ県内での運送料は、アップライトピアノで16,000円~が相場と言われており、グランドピアノだともう少しするようです。
2階以上の部屋に運ぶ(特にクレーン車を使用する)場合は、追加料金がかかります。
ネットで探してみると「アップライト運送1万円!激安!」なんて業者もありますが、大切なピアノを運んでもらうので、値段よりも信頼できる業者に任せた方がいいでしょう。
おわりに
以上、一般的な搬入方法や料金についてでした。
業者によってやり方は違うと思うので、ピアノを購入する際、販売店に詳しく確認しておくと安心ですね。
あなたのお家に素敵なピアノが届きますように!
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