これでもう音が濁らない!和音をキレイに弾く4つのコツ

和音を弾くと、音が濁る!

ちゃんと押さえてるつもりなのに!

そんなあなたのお悩みを解消します♪

こんにちは!速水ひかりです!

ピアノがちょっと弾けるようになってきた初心者さんに立ちはだかる敵、それは「和音」。

複数の鍵盤を同時に押さえて出す、あの憎いお団子です(笑)

「バラバラに弾くのは慣れてきたけど、キレイな和音がなかなか弾けない!」

今回は、そんなあなたのために、和音をキレイに弾く〇つのコツを紹介します!

コツその1.なぜ音が濁るのかを知る

どうして和音を弾くと音が濁るのでしょうか?

それはズバリ、関係のない鍵盤も一緒に押してしまっているからです。

下の写真を見てください。

自分では「ドミソド」の4つの鍵盤を押さえているつもりでも、小指で「ド」と「シ」の鍵盤を同時に押してしまっています。

これでは「ドミソシド」の5つの和音になってしまい、自分が思っている音と違う濁った音になる、というわけです。
つまり、音を濁らせないで和音を弾くには、「正しい鍵盤のみをしっかりと抑える」ことが重要なのです!

コツその2.指は軽く立てて弾く

正しい鍵盤のみをしっかりと抑えるには、ピアノを弾くときの手の形がポイントです。

次の写真のうち、どちらの手の形が理想的でしょうか?

ちょっと考えてみましょう。
考え中・・・
考え中・・・
考え中・・・
正解は、②です!

②のように指を軽く立てて、手のひらを鍵盤から遠ざけるように弾いた方が、音が濁りにくいです。

①のように指をベターっと寝かせて弾くと、他の鍵盤も押してしまいやすくなります。

私が子供の頃、ピアノの先生に「手の中に卵があるイメージで、卵を割らないように弾きましょう」なんて言われていました(笑)

あまり神経質になってもよくありませんが、和音の濁りが気になる場合は、手の形を意識して弾いてみましょう!

コツその3.小指と薬指に注意!

先ほど、「関係のない鍵盤を一緒に押してしまうから、音が濁る」とお話ししたのを覚えていますか?

実は、「音を濁らせやすい指」というものがあります。

その犯人は・・・小指と薬指です!

他の3本の指に比べて動かしづらく、押さえるつもりのない鍵盤を一緒に押してしまいやすい指なのです。
小指と薬指を自由自在に操れるようになるには、指を動かす練習を積み重ねるしかありません。

ただ、この2本の指が動かしづらいということを意識するだけでも、和音の濁りは改善されます。

小指と薬指を使うときは、他の指よりも慎重にしっかり押さえるよう、注意して弾いてみましょう!

コツその4.指が大きく移動するときこそ注意!

小指と薬指を使った和音でなくても、和音が濁りやすくなる場合があります。

それは、高低差の大きい和音を弾くときです。

たとえばどのような音のときか、ちょっと弾いてみますね。

素早く大きく指を移動させる必要があるため、押さえたい鍵盤に狙いを定めにくいのです。

こういった曲を弾くときは、最初の和音を弾いている間に、「次はここを弾くぞ!」と鍵盤の位置を確認しておきましょう。

テンポの速い曲だとなかなかそんな余裕がなかったりしますが、まずはゆっくりと狙いを定めて、確実に和音を押さえる練習が必要です。
「ここの和音、苦手だな」と思ったら、そこだけ重点的に練習するのも効果的です。

おわりに

キレイな和音を弾けるようになるのは、「脱!初心者」への第一歩です。

自分の予想していなかった変な音が出ると、「え?あれっ?」と慌ててしまいますよね。

他のミスを引き起こしてしまう原因にもなるので、重点的に練習しておいて損はありません!

澄み切ったキレイな和音が弾けるよう、頑張りましょう!

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