和音を弾くと、音が濁る!
ちゃんと押さえてるつもりなのに!
こんにちは!速水ひかりです!
複数の鍵盤を同時に押さえて出す、あの憎いお団子です(笑)
「バラバラに弾くのは慣れてきたけど、キレイな和音がなかなか弾けない!」
コツその1.なぜ音が濁るのかを知る
どうして和音を弾くと音が濁るのでしょうか?
それはズバリ、関係のない鍵盤も一緒に押してしまっているからです。
下の写真を見てください。
自分では「ドミソド」の4つの鍵盤を押さえているつもりでも、小指で「ド」と「シ」の鍵盤を同時に押してしまっています。
コツその2.指は軽く立てて弾く
次の写真のうち、どちらの手の形が理想的でしょうか?
②のように指を軽く立てて、手のひらを鍵盤から遠ざけるように弾いた方が、音が濁りにくいです。
私が子供の頃、ピアノの先生に「手の中に卵があるイメージで、卵を割らないように弾きましょう」なんて言われていました(笑)
コツその3.小指と薬指に注意!
先ほど、「関係のない鍵盤を一緒に押してしまうから、音が濁る」とお話ししたのを覚えていますか?
実は、「音を濁らせやすい指」というものがあります。
その犯人は・・・小指と薬指です!
ただ、この2本の指が動かしづらいということを意識するだけでも、和音の濁りは改善されます。
コツその4.指が大きく移動するときこそ注意!
小指と薬指を使った和音でなくても、和音が濁りやすくなる場合があります。
それは、高低差の大きい和音を弾くときです。
たとえばどのような音のときか、ちょっと弾いてみますね。
こういった曲を弾くときは、最初の和音を弾いている間に、「次はここを弾くぞ!」と鍵盤の位置を確認しておきましょう。
おわりに
自分の予想していなかった変な音が出ると、「え?あれっ?」と慌ててしまいますよね。
澄み切ったキレイな和音が弾けるよう、頑張りましょう!
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