【ピアノ初心者さん向け】たったの4ステップ!リズム感を鍛える練習法

こんにちは!速水ひかりです。

突然ですが、あなたは自分のピアノ演奏を聞いたことがありますか?

ピアノ初心者さんだと、曲のリズムが弾いているうちにずれてしまう、ということがよくあります。

かくいう私も、リズム感にはあまり自信がありません・・・(笑)

でも、訓練して最近ではあまりずれなくなってきました!
今回は、リズムが狂う原因と、私が実践したリズム感を鍛える方法を紹介します!

リズム感を鍛える=一定のリズムをキープできるようになる、ということ

そもそも「リズム感がある」とは、どういう状態かというと・・・
一定のリズムを、狂わせることなくキープできる
この状態になれることが、ピアノを弾くうえで重要になってきます。

大体の初心者さんが、ピアノを弾いているうちに「走って」しまう

ピアノ初心者さんだと、弾いているうちにリズムがどんどん速くなってしまう、ということがよくあります。

リズムが速くなってしまうことを「走る」といいます。

発表会などの人前で弾くときには、緊張が原因で特に「走り」やすいです。

常に「自分が思うリズムよりも少しゆっくりめ」を心掛けるのがおすすめです。

どんな時に「走り」やすくなるか、知っておこう

「走り」やすくなってしまう部分を事前に把握しておき、意識して弾くとリズムが狂いにくくなります。

弾く前に「ここは気を付ける!」と確認しておきましょう。
一般的に「走り」やすくなる部分は、大きく分けて3つあります。

①曲のはじめ(出だし)

曲のはじめに「走って」しまうと、全体のリズムが狂ってしまうので要注意です。

弾く前に一度深呼吸して、「走らない、走らない」と、自分に言い聞かせましょう。

②曲が盛り上がるところ(サビなど)

どんな曲でも、盛り上がるところがありますよね。

ポップスの曲だと、「サビ」にあたるところです。

こういったところは、気持ちが盛り上がるため、非常に「走り」やすくなります。

「感情はこめても、リズムは一定に」、を目指しましょう!

③ミスをしたあと

ミスをしてしまうと、それを取り戻そうと一生懸命になるため、「走り」やすくなります。

日頃から、ミスしても気にせず弾き続ける癖をつけておきましょう。
私が初めて弾き語りライブをしたとき、歌詞もピアノも間違えましたが、気にせず弾き続けたら誰にも気づかれませんでした(笑)

たった4ステップ!リズム感を鍛える方法

それではいよいよ、リズム感を鍛える方法を紹介していきます!

ステップ1.イメージトレーニングをする

一定のリズムで弾けるかどうかは、実はピアノを弾く前の精神状態によって大きく変わります。

焦ったり緊張している時は速くなり、眠たい時はゆっくりになったりします。

緊張してるな、焦っているなと感じたら、「走らない!」と心の中で強く念じましょう(笑)

逆にぼんやりしてしまうときは、「集中!」と言い聞かせてくださいね。

ステップ2.メトロノームと一緒に弾く

一定のリズムをカチカチと刻んでくれる「メトロノーム」に合わせて練習してみましょう。

原始的な方法ですが、メトロノームに合わせて弾くと、自分がいかに「走って」いるかがよくわかります。

私は家にメトロノームがないので、こんなものを使っています。

↓ ↓ ↓

メトロノームの「カチカチ」という音が流れる動画です。

自分の好みのリズムを探して、再生しながら弾くだけなので、簡単ですよ!

ステップ3.ペダルを踏まずに、足でリズムをとる

あなたは普段右足でペダルを踏んでいると思いますが、今回はペダルを使わずに、右足でリズムをとってみましょう。

かかとは付けたまま、「タンタン」と足踏みするように、メトロノームに合わせてリズムを取ります。

これはメトロノームのリズムが体にしみつくので、おすすめの練習法です。

ただ、あまりやりすぎると、ペダルを踏むときも足でリズムを取ってしまいそうになるので注意です(笑)

ステップ4.自分の演奏を録音する

「自分の演奏を客観的に見て、悪い癖を直す」というのが、ピアノ上達の近道です。

そのためにも、1度自分の演奏を録音してみることをおすすめします。

私はICレコーダーを使って録音していますが、スマートフォンで録音、録画しても良さそうですね!

ちなみに私が使っているICレコーダーはこちら

↓ ↓ ↓

<オリンパス Voice-Trek VN-7200>

音質はそこそこ良く、自分の演奏の悪いところを把握しやすいです。

ICレコーダーをAmazonで買う

ICレコーダーを楽天で買う

ICレコーダーをYahooショッピングで買う

録音してみると、「自分が思っていた演奏と全然違う!」と衝撃をうけるはずです。
私も最初は恥ずかしさや情けなさでとっても嫌な気持ちになりましたが、今では慣れてしまいました(笑)
自分の演奏を聴いて、リズムが狂いやすいところを把握し、楽譜に「リズムキープ!」と書き込んでおきましょう。

おわりに

一定のリズムをキープする練習は、表現力を高めるよりも大切だと私は思っています。

どんなに素晴らしい演奏でも、リズムが速くなったり遅くなったりすると、聴いている人は不安になります。

気持ちよく聴いてもらうために、また自分が気持ちよく演奏できるように、ぜひ身につけたい技術ですね。

今のうちに身体で覚えてしまえば、自然にできるようになるはずなので、頑張って練習してみましょう!

>>>「ピアノ上達法」カテゴリーの記事を読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。