床が抜けないか心配!ピアノの重さはどのくらい?【徹底調査】

こんにちは!速水ひかりです。

お目当てのピアノを見つけて、いよいよ搬入!となったときに心配になるのが、ピアノの重さです。

「床が抜けるんじゃ・・・」と心配になりますよね。

ピアノの重さは一体どのくらいあるのでしょうか。

今回は、ピアノの重さの目安と、床に与える影響についてお話しします。

ピアノの重さはどのくらい?

ピアノの重さの目安を、タイプ別に表にしてみました。

電子ピアノは重くても80kgと、大柄な男性くらいです。

つまり、電子ピアノとキーボードは特に重さの心配はないでしょう。

 

問題なのは、グランドピアノとアップライトピアノです。

軽くても200kg近く、重いものだと400kg以上と、かなりの重さです。

 

建築基準法では住宅の場合、床の積載荷重は180kg/㎡として規定されています。

つまり、「1平方メートルあたり180kg以上のもの」が床の上にあると、危険ということですね。

 

重さ200kgを超えるピアノを支えているのは、たった3本の足。

引用:http://www.steinway.co.jp

とっても頼りなく見える細い足ですが・・・大丈夫なのでしょうか。

ピアノの重さで床が抜ける可能性は・・・あり!

ピアノの重さで床が抜ける、もしくは破損する可能性はあります。

ただし、一定の条件を満たしていれば、基本的には大丈夫なようです。

あなたの家が、以下の3つの条件にすべて当てはまるか、チェックしてみましょう。

  • 置く場所が1階
    ピアノを置く場所は、なるべく1階にしましょう。
    2階以上の床に比べて造りがしっかりしていて、安心です。
  • 家が鉄筋コンクリート造
    木造の住宅の場合は黄信号です。
    木造住宅で2階に置くのは、さらに危険です。
  • ピアノの重さが300kg以内
    家庭用のグランドピアノの重さは250kg程度ですが、重さが400kg近いコンサート用などの大型グランドピアノの場合、危険かもしれません。

条件が1つでも当てはまらなかった場合

全ての条件に当てはまらなかった場合、床の補強をした方が安心です。

工務店やハウスメーカーに相談しましょう。

床の補強はDIY(自力)でやる、という手もあるようですが、プロの手に任せた方が確実です。

おわりに

他の家電や家具と比べて、ピアノは大きさも重さも桁違いですね。

搬入したときは問題なく置けても、時間とともに床が重さに耐えられなくなる恐れがあるので、対策は万全にしておきましょう。


次の記事では、ピアノの搬入について詳しくお話ししています。
ぜひ、参考にしてくださいね!
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