こんにちは!速水ひかりです。
ピアノを始めてみたいけど、何から始めればいいかわからない・・・
そもそも、大人になってからピアノを始めるのって遅いんじゃ・・・
そんなお悩みを抱えるあなた!
大人になってからピアノを始めても、遅いなんてことはありません!
回り道をして余計な労力を浪費しなければ、あなたのピアノは2~3ヶ月くらいで形になってくるはずです。
私は非効率的な方法でピアノを学んだせいで、何年も浪費しましたが・・・(笑)
今回は、数々の失敗経験を持つ私が、「挫折せずに上達できるピアノの始め方」を教えちゃいます!
大人の初心者さんにはこれがおすすめ!ピアノの始め方
大人のピアノ初心者さんに私がおすすめするのは、まずは教本を用意することです!
私の経験上、以下のような手順で学んでいくのがベストでした。
- 手順1ピアノ初心者さん向けの教本を用意して、基礎の基礎を学ぶ
- 手順2初心者さん向けの楽譜を用意して、自分の好きな曲を弾いてみる
- 手順3自分の演奏に納得できなければ、教室に通う
それぞれ、順を追って説明していきますね。
手順①「大人のピアノ初心者さん向け教本」を用意する
まずは、ピアノ初心者さん向けの教材を用意しましょう。
「何もわからない初心者なのだから、まずはピアノ教室に通ってプロの先生に教わったほうがいいんじゃ・・・?」とあなたは思うかもしれませんが、私の経験上、教本の方がおすすめです。
理由は大きく分けて2つあります。
- 基礎の基礎は、教室に通わなくても十分理解できる内容だから
- 自宅で毎日少しずつできて、身に付きやすいから
どういうことか、お話ししますね。
理由①基礎の基礎は、教室に通わなくても十分理解できる内容だから
初心者向け教本では、音符の読み方や、リズムの取り方などを学びます。
これらは、わざわざ教室に通わなくても、教本を読めば十分理解できる基本的なものです。
教室に通うのって、手軽なようで実はけっこう結構大変。
- 教室を決める手間
- 教室に通うまでの時間
- レッスン費 などなど・・・
これらの問題が、教本を1つ買ってしまえば解決してしまいます!
確かに、プロの講師に直接1対1で教えてもらえるのは、教室の魅力です。
しかし、「DVD付きの教本」であれば、テレビの向こうのプロ講師が目の前にいるような臨場感を味わうことができます。
先生がピアノを弾く手元も見えて、実際の音色も聴こえるので、教室に通っているのとあまり変わらない学習ができます。
私が使ってみた「DVD付き教本」は、大人のために作られた教本なので、大人のあなたにこそおすすめしたいですね。
理由②自宅で毎日少しずつできて、身に付きやすいから
大人がピアノを始めると、よく起こる悲しい現象があります。
それは・・・
「ほんの数日前に勉強したことを、もう忘れている」
悲しいですが、これが現実です・・・。
私にとっては日常茶飯事です・・・。
これを防ぐためには、毎日少しずつ学習するのが1番です。
しかし、ピアノ教室に毎日通うわけにはいきませんよね。
例えば週1日通っていたとすると、前回のレッスンで教わったことを忘れた場合、1週間待たないと答えが出ません。
そんなことを繰り返していると、上達するのにと~っても時間がかかります。
教本なら、学んだ内容を忘れてしまっても、後から何度も読み返せるので安心です。
手順②「大人のピアノ初心者さん向け楽譜」で好きな曲を弾く
教本で基礎を学んだら楽譜を探して、記憶が新しいうちに曲を弾いてみましょう!
楽譜を探すときのポイントは2つあります。
- 自分の好きな曲であること
- 「初心者向け」「入門編」などと書いてあること
基礎を学んだだけの状態で、中級~上級者向けの楽譜を選んでしまうと、挫折してしまう可能性が高いです。
見たことのない記号や、何度練習してもできない指の動きが出てきて、「もう無理!!!」となってしまうのです。
もちろん私の体験談ですよ!(笑)
楽譜を探すときにおすすめなのが、「ぷりんと楽譜」というサイトです。
↓ ↓ ↓
弾いてみたい曲の楽譜を、1曲(108円~)ずつダウンロード、印刷ができます。
難易度を選択できるうえに、「クラシック、ポップス、歌謡曲」など、ジャンルでも検索できて、とっても便利です。
まずは1曲、自分が弾けそうな曲を購入してみてはいかがでしょうか?
以上がピアノの始め方の手順2、「簡単で好きな曲を弾いてみる」でした!
手順③「大人のピアノ初心者さん」向け教室に通う(必要があれば)
教本で基礎を学び、楽譜を使って実際に曲を弾いてみると、次のような疑問が出てくると思います。
「この弾き方で合ってるのかな・・・?」
「これ曲の以上難易度を上げると、難しくて弾けない・・・どうすれば?」
ここで、いよいよピアノ教室の出番です!
わからないところや自分の苦手なことを先生に伝えて、それを元にレッスンしてもらいましょう。
引っ掛かっていたところがプロの指導によって解決されていくのは、快感ですよ!(笑)
このタイミングで教室に通うメリット
基礎を自分で学び、実際に曲を弾いてから、教室に通うのには理由があります。
それは、レッスンで「受け身」になってしまうのを防ぐためです。
教室で先生に教わっていると、こちらが黙っていても教えてくれるので、ついつい「受け身」になりがちです。
先生の言う通り練習して、先生の選んだ曲を弾いて・・・とやっているうちに、ピアノを自発的に楽しむことを忘れてしまいます。
自発的にピアノを楽しむことを忘れると、日頃の練習でやる気が出なかったり、飽きやすくなります。
「受け身」でいることによって、「やらされている感」が出てしまうのでしょうね。
自分である程度学んでから教室に通うと、弾きたい曲やわからないところが明確になっているため、少ないレッスン回数でも、スムーズに教えてもらうことができます。
教室の先生の方でも、「何がわからないのか、わからない!」と言われずに済むので、助かるはず(笑)
せっかく大人になってピアノを習うのですから、自分で好きなものを選んで弾いた方が楽しいですよね!
満足のいく演奏ができているなら、教室に通わなくてもOK!
必ずしも教室に通わなければいけない!というわけではありません。
「ピアノの基礎を学んで、簡単な曲が弾けるようになったから、これで満足 ♪」
と思うのであれば、自分の弾ける範囲でレパートリーを増やしていくだけでも、十分楽しめます。
どこまで弾けるようになりたいかは、人それぞれです。
あなたが「ピアノって楽しい!」と思えることが1番大切なのです。
こんな時どうすれば?大人のピアノ初心者さんQ&A
おすすめの始め方をお話ししたところで、まだまだ気になることがあるかと思います。
そこで、私が思いつく限りの質問に、勝手に答えてみました!
どんな教本を買ったらいい?
やはり、私が実践したDVD付き教本がおすすめです。
>>>初心者さん向け教本レビュー
上のレビュー記事を読んでみて、ピンとこなければ、書店やネットショップで探してみてもいいかもしれません。
ただし、注意点が1つ。
どの鍵盤を押せば「ドレミ」の音が出るか、知っている前提で話が進められていたりすることがしばしばあります。
私が実践した教本は、音楽の授業をちゃんと聞いてなかった人でもわかるように、初歩の初歩から教えてくれます。
「何もわからない!」という超初心者さんにこそ、真っ先におすすめしたい教本です。
教本ではどういうことを学ぶの?
楽譜の読み方やリズムのとり方など、「基本の基本」が学べます。
「ドレミ」を弾くにはどの鍵盤を押せばいいか、というところから始まり、実際に曲を弾くときのコツなども学べます。
私のご紹介した教本の場合、教わった範囲で演奏できる楽譜が付いているので、実際に曲を弾いてみることができます。
教本に書いてあることを全部学んで実践すれば、「初心者向け」と書いてある市販の楽譜なら、問題なく弾けるようになるでしょう。
最初から教室に通ってはダメ?
ダメ、ということはありませんが、色々なものを「浪費」してしまう恐れがあります。
「浪費」とは、具体的に以下のようなものです。
- 自分が行きたいと思う教室がなかなか見つからない
→「時間」の浪費 - 教室の先生と合わない
→「気疲れ」の浪費 - 自分が弾きたい曲がわからず、受け身のレッスンになる
→「やる気」の浪費 - わからないところを解決するために、次のレッスンまで待たなければいけない
→「時間」と「やる気」の浪費
まずは自分がピアノを楽しめる環境を作って、そのお手伝いを教室の先生にしてもらうと、効率的にピアノが始められます!
教本を用意せずに、独学でやるのはどう?
正直なところ、あまりおすすめできません。
初心者さんの場合、自力でピアノを上達することは難しいので、おそらくインターネットなどで情報を集めることになるかと思います。
インターネットで情報を集めると、なかなか自分の欲しい情報にたどり着けず、気づいたら1日が終っていた・・・なんてことがザラにあります。
私はそれで何年も無駄にしました・・・(泣)
自分が欲しい情報を順番に手に入れるためには、やはり教本が適しています。
日々の練習はどうやってすればいい?
「教本で教わったことの復習」これだけでOKです。
教本を読み進めていくと、ちょっとしたフレーズを実際に弾いてみる場面が出てきます。
教わったことを実践し、忘れてしまったところは読み返す・・・ということを繰り返していくうちに、いつの間にか基礎が身についている、というわけです。
子供の頃ちょっと習っていて、大人になってから再開したい場合は?
初心者向けの楽譜を1曲分だけ買ってみて、今の自分がどのくらい弾けるか確かめてみましょう。
ピアノを辞めてからどのくらい経つのか、昔はどのくらい弾けていたのかは、人それぞれです。
今あなたがどのくらい弾けるのかによって、練習法も変わってきます。
なので、まずは初心者向けの楽譜を買って、弾いてみましょう。
「楽譜が全く読めないのなら、教本で基礎を1から学び直す」
「初心者向けの楽譜が問題なく弾けるのなら、中級者向けの楽譜を弾いてみる」
といったように、「あなたの今の技術」と「あなたが今後どうなりたいのか」を明確にすることが重要です。
まとめ
①初心者向け教本で基礎を学ぶ(DVD付きがおすすめ!)
②あなたの好きな曲を初心者向け楽譜で弾いてみる
③わからないことや満足いかないことがあれば、教室に通う
あなたが「楽しい!」と思える感覚を大切に!
「弾きたい曲」、「なりたい自分」をイメージしてから始めましょう。
大人のピアノ初心者さんへ、応援メッセージ
私は何年もの間、「独学」にこだわってピアノを練習してきました。
そして行き詰まり、何度も挫折してきました。
「あの頃最初に基礎を学んでいれば、挫折することなく毎日楽しくピアノが弾けていたのに・・・!」と、今でもちょっと後悔しています。
だからこそ あなたには、回り道をせずにピアノを始めていただきたいのです。
無駄なく順序立てて学んでいけば、きっと毎日楽しくピアノを弾くことができるはずです。
あなたの人生が、ピアノによって鮮やかに彩られることを祈っています!
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恥を捨ててピアノを始めたら、毎日が楽しくなったお話
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