こんにちは!速水ひかりです。
大人の初心者さん向け楽譜を探していたら、なかなか素敵なものを見つけました!
それがこちら、シンコーミュージックから出ている『1から始める大人のピアノ~ピアノで弾きたい定番&名曲集~』。
内容とおすすめポイントをまとめてみました!
『1から始める大人のピアノ』は、こんな内容
松田聖子、山口百恵、井上陽水など、ちょっと懐かしい名曲が多数収録された、大人の初心者さん向け楽譜です。
譜面が大きくて見やすく、シャープ(#)や和音(複数の鍵盤を同時に押す)が少ないので、楽譜デビューにはピッタリの1冊です!
演奏曲一例
- 花は咲く(花は咲くプロジェクト)
- いとしのエリー(サザンオールスターズ)
- オリビアを聴きながら(杏里)
- いい日旅立ち(山口百恵)
- 川の流れのように(美空ひばり)
- 少年時代(井上陽水)
- 乾杯(長渕剛)
- 青春の影(チューリップ)
- 卒業写真(荒井由実)
- 翼をください(赤い鳥)
- 木綿のハンカチーフ(太田裕美)
- 赤いスイートピー(松田聖子)
懐かしの名曲揃いでワクワクしちゃいますね!
他にも映画音楽、洋楽、クラシックなど、全35曲と大充実の内容です。
『1から始める大人のピアノ』のおすすめポイント
この楽譜で、私が「いいな」と感じたところを挙げていきます。
おすすめポイント①1曲ごとに、演奏のポイントが書かれている
弾く時の注意点を、1曲1曲アドバイスしてくれています。
「指の移動に注意」、「最初は静かにじっくりと」、「情感たっぷりに」といったアドバイスを参考にすれば、楽譜通りに弾くよりも、表現力が大幅にアップします!
おすすめポイント②楽譜を読み慣れていない人でも安心の、音名カナ(ド、レ、ミ)入り!
すべての音符に「ドレミ」がカタカナでふってあるので、楽譜を読み慣れていなくても安心です。
楽譜を読むのに時間がかからず、挫折しにくいです。
おすすめポイント③ちょっと難しいところは、鍵盤のイラストで解説!
シャープや和音など、弾くのにちょっと苦労するようなところは、どの鍵盤を押さえればいいか、イラストで解説してくれています!
イラストの通りに弾けばいいので、とってもわかりやすいです。
『1から始める大人のピアノ』の短所
読んでいて、私が気になったところを紹介します。
短所①原曲と違うキーの曲がある
どの曲も、初心者さんでも簡単に弾けるように、アレンジしてあります。
そのため、音が原曲よりも高くなったり低くなったりしている曲があります。
曲調事態は変わりませんが、弾いていて「あれ?なんか本物とちょっと違う・・・」と思うことがでてくるかもしれません。
気になる場合は、練習を積んで中~上級者向けの楽譜に挑戦してみましょう!
難易度の高い楽譜ほど、原曲に忠実なアレンジになっています。
短所②楽譜の読み方を1から勉強できるわけではない
楽譜の冒頭に、音符の記号や、指の使い方など、基本的な知識を紹介してあります。
ただし、さらっと解説してあるだけなので、別の教材で楽譜の読み方を勉強してから挑戦することをおすすめします。
私の感想まとめ
『初心者のピアノ基礎教本』を読んで、私が感じたことをまとめます。
「大人初心者」への配慮が素敵!
文字や音符は大きくて見やすく、選曲も世のお父さんがグッとくるようなものばかり!
昭和歌謡世代の人が編集に携わったに違いない!と思わせるほど、「大人初心者」への心配りが随所に感じられます。
2世代、3世代で楽しんでほしい!
世代を超えて愛される曲がたくさんあるので、ぜひ練習して、お子さんやお孫さんの前で披露してください。
誰もが知っている曲をレパートリーにできるので、来客時に突然「何か弾いて!」と言われても安心です(笑)
おわりに
当サイトで応援する、「大人の初心者さん」には、ぜひともおすすめしたい1冊です。
懐かしの名曲を弾く!という目標を持って、ぜひ楽譜デビューしてみてください!
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