恥を捨ててピアノを始めたら、毎日が楽しくなったお話

こんにちは!速水ひかりです。

今でこそ、写真のように毎日楽しくピアノを弾いている私ですが、数年前まではピアノを遠ざけていました。

そんな私がどうやってピアノを弾けるようになっていったのか、ピアノが弾けることによって生活がどんな風に変わったか、お話ししていきます。

小さい頃に少しだけ習っていたピアノ。大人になって弾いてみると・・・

私は4歳~8歳までの約4年間、家の近所のピアノ教室に通っていました。

引っ込み思案で発表会が大嫌いだったうえに、クラシックの曲ばかり弾く真面目なレッスンになじめず、辞めてしまいました。

子供の頃の発表会

※「早くおうちに帰りたい」の一心で弾いています

大人になってからピアノを再開したくなり、家にあるピアノに触ってみると・・・
指がまったく動かず、楽譜もまったく読めなくなっていました。

この瞬間はとてもショックで、いまだに忘れられません。
練習を積めば、またピアノが弾けるようになるのに、私はこんな風に思いました。

  • 大人になってからピアノを始めても、上達しないかも・・・。
  • 大人で楽譜も読めないなんて、なんだか恥ずかしい・・・。

今にして思うと、恥ずかしがってやらない時間が1番もったいなかったのですが、当時はそんな風に考えられず、ピアノと距離を置くことにします。

音楽は「やるもの」じゃなく「聴くもの」。むりやり自分に言い聞かせた大学生時代

20歳の頃、多少は弾けると思っていたピアノがまったく弾けなくなっていたことを知り、絶望した私。

自称「音楽好き」だった私は、自分のプライドを守るために、こう考えることにしました。

わたし(20歳)

音楽は「やるもの」じゃなくて「聴くもの」。
歌や楽器は上手い人やセンスのある人に任せて、私は聴く側に回ろう。

なぜ上から目線なのかは謎ですが、とにかくこうして自分を納得させていました。

また1から始めればいいのに、当時の私にはそれができませんでした。
なぜなら、「下手な演奏をする」ということが、本当に恥ずかしかったからです。

大学で友人が音楽サークルに入るのを見て、内心うらやましく思いつつも、「私は聴く側!」と言い聞かせていました。

しかし、日常のあらゆる場面でモヤモヤすることが出てきます。
とにかく音楽を楽しむ人たちがうらやましくてしょうがないんです!

  • 友達の音楽サークルのライブを見たとき
  • ライブでプロの演奏を聴いたとき
  • 電車で楽器を持っている人を見たとき
  • 好きな曲を口ずさんで、「この曲をピアノで弾いたらこんなかんじかな~」と想像したとき
  • YouTubeで人の「歌ってみた」「弾いてみた」動画を見たとき

こんなとき、いつも悔しいような うらましいような、やりきれない気持ちになりました。
そんな気持ちが頂点に達したとき、私は決心したのです。

わたし(20歳)

こんな気持ちを引きずるんだったら、もう へたっぴでも何でもいいから、やってみよう!
たくさん練習して、いつか人前で弾いてみよう!

こうして、ピアノとにらめっこする日々が始まったのでした。

一念発起してピアノを再開!やってみたら世界が変わった!

ピアノを再開した当初、指がまったく動かなくて苦労しましたが、苦痛ではありませんでした。
自分の気持ちをごまかして、音楽から遠ざかっていた頃の方がよっぽど辛かったからです。

一度吹っ切れてしまってからは、あの時感じていた恥ずかしさが嘘のように消え、弾けるようになった曲を家族に聴いてもらったりもしました。

今も まだまだ へたっぴですが、好きな曲を弾いている時間は本当に幸せで、毎日充実しています。

最近ではもっと楽しく演奏するために、音楽教室に通ったり、教材を買って学んだりもしています。

ピアノが弾けるようになって良かったこと

①家族から「上手になったね!」と褒められた

毎日弾いていると違いがわかるのか、母から「あれ?上手になった?」と言ってもらえました。

些細なことですが、身近な人にお世辞抜きで褒められると本当に嬉しいものです。

誰も弾かなくなった祖母のグランドピアノを使うようになったので、祖母も喜んで聴いてくれます。

②ライブに出演し、色々な人と交流ができる

姉と私
通っている音楽教室が主催するライブにも、参加するようになりました。

参加者の方は年齢も演奏する音楽ジャンルも色々で、普段知り合えないような方とたくさん交流できました。

「音楽好き」という共通点を持った人たちと交流するのは、とても楽しいものです。
音楽の趣味が合う人と盛り上がったり、今度一緒に演奏してみる?なんて話をしたり、夢のようです。

③嬉しいときも悲しいときも、色々な感情をぶつけられる

よくカラオケに行って思いっきり歌うとスッキリする、なんて言いますね。
ピアノでも同じようなことがあります。

私は嫌なことがあったとき、悲しい曲を思いっきり弾いて感傷に浸ります(笑)
なんだかやる気が出ないな~なんてときは、元気のいい曲を思いっきり弾いたり。

慣れないうちは上手に弾けずにイライラするかもしれませんが、慣れてしまえばむしろストレス解消になります!

ピアノが弾けるようになった今、思うこと

ピアノが弾けるようになって、私が今思うことは・・・

  • 恥ずかしがってピアノと距離を置いていた時間がもったいなかった
  • ちょっと遠回りしたけど、あきらめなくて良かった

これに尽きます。
変なプライドが邪魔して、なかなか飛び込めませんでしたが、思い切って1歩踏み出して本当によかったです!

おわりに

大人になってから楽器を始めるのは、なかなか勇気のいることですが、飛びこんでしまえばこっちのものです(笑)

私の体験談を読んで、「よし、いっちょやってみるか!」と思っていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。

ぜひ私と一緒に、音楽ライフを楽しみましょう!


次回は、ピアノの魅力について語っていきます。
ぜひ読んでみてくださいね♪
↓ ↓ ↓
大人の初心者さんにこそオススメの楽器!ピアノの4つの魅力

2 Comments

トミー成富

内容いいですね。
80の手習い。ピアノでシャンソン歌えるように、頭の体操。

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速水ひかり

トミー成冨さま
読んでいただきありがとうございます!
ピアノでシャンソン、とても素敵ですね。どうぞ楽しいピアノライフをお過ごしください。

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