60歳、今からピアノを始めるのは無理だとあきらめていませんか?
先日、「シニア向けピアノ教本」というものを見つけました。
それがこちら、元吉ひろみさんという方が書かれた、『いきいきピアノ』。
『いきいきピアノ』は、こんな内容
著者の元吉ひろみさんは、シニア専門のピアノ教室を開いている方です。
『いきいきピアノ』の長所
読んでいて、私が「いいな」と感じたところを挙げていきます。
長所①「楽しむ」ことを重視した練習方法が斬新!
例えば、「目」で鍵盤を探す、「鍵盤探しゲーム」。
長所②大人になってからピアノを始める魅力を語ってくれている
- 新しいこと(ピアノ)への挑戦は、脳のアンチエイジング
- 人生経験が豊富なシニアだからこそ、できる演奏がある(昔の思い出を振り返るなど)
ピアノはどうしても、「小さいころから習って弾けるようになるもの」というイメージがありますが、そんなことはありません。
長所③解説イラストがたくさんあって、わかりやすい
ピアノの教本には、内容がわかりづらいものが けっこうあります。
『いきいきピアノ』では、指の使い方など、解説イラストが豊富に盛り込まれているので、わかりやすいです。
『いきいきピアノ』の短所
読んでいて、私が気になったところを紹介します。
短所①この1冊である程度弾けるようになるわけではない
始めるときの心構えや、練習のコツについての内容がメインになるので、楽譜の読み方などは別の教本で学ぶ必要があります。
短所②「シニア」という言葉が多用されているので、60代には抵抗があるかも
短所③終盤は指導者向けの内容なので、これからピアノを始める人には不要
全部で5章あるうちの1章が、ピアノの先生に向けた内容です。
『いきいきピアノ』は、こんな人におすすめ!
①60歳前後~のピアノ初心者さん
本のなかでは「60歳からの~」と謳っていますが、60歳に満たない人にもおすすめしたいです。
②ピアノを始めるのが恥ずかしい、勇気が出ない人
ピアノを始めたい気持ちはあるけれど、その1歩が踏み出せない・・・。
そんな思いを抱えた人には特におすすめです!
③ピアノを始めるかどうか、よく考えて決めたい人
まだピアノを始めると決めたわけじゃないので、本格的な教本を買うのはまだちょっと・・・。
そんな方には、普通の本を読む感覚で試してみていただきたいです。
「とりあえず」で読んでみてほしい1冊
いわゆる「読めばピアノが弾けるようになる」本ではありませんが、非常に手軽でわかりやすい入門書です。
大人向けのピアノを楽しく学ぶコツがもりだくさんなので、ピアノをこれから始める方は、ぜひ読んでみてくださいね。
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