こんにちは!速水ひかりです。
あなたはこんな風に考えることってありませんか?
ピアノを楽譜通りにキッチリ弾くのがしんどい・・・。
のびのび自分らしく演奏したいけど、どうすればいいかわからない・・・。
最初のころは鍵盤に触るだけで楽しかったピアノも、上達してくると物足りなくなってくるものです。
かといって難しい曲を弾くには技術が足りないし・・・と、板挟みになってくるのがピアノ中級者です。
でも大丈夫!難しい曲に挑戦しなくても、あなたらしく演奏する方法があります。
そこで今回は、初心者を脱出しかけているあなたに、「自分らしい演奏」を身に付ける方法をご紹介します!
「自分らしい演奏」を身に付ける方法とは?
方法①「上手く弾く」ことにこだわらない
「自分らしさ」を手に入れる前に、まず大前提として知っておいてほしいことがあります。
それは「上手い演奏=素晴らしい演奏」とは限らない、ということです。
ミスの少なさや、リズムの正確さが1番重要なのであれば、「機械の演奏が1番素晴らしい」ということになってしまいます。
もちろん極端にテンポが狂ってしまったり、つっかえてばかりの演奏は、聴いている人をヒヤヒヤさせてしまいますが、ちょっとした癖や完璧でないところが、あなたの立派な「個性」になります。
例えば私の場合、思い入れの強い曲を弾くと力いっぱい弾いてしまうという癖があります。
自分で動画を見返して「うわ~乱暴な演奏だな~」と落ち込むこともありますが、聴いている人によっては「気持ちがすごく伝わった」「不器用な感じが、ひかりらしい」と思ってくれたりするようです。
ピアノを弾くときは「脱力」が大事なので、あまり褒められたことではありませんが・・・(笑)
方法②自分の弾きたい曲だけ弾く!
演奏方法の他にも、「選曲」だって、あなたの個性を引き出す要素です。
思い入れのある曲、弾くと気分が高揚する曲、大好きな映画に使われていた曲・・・などなど。
あなたの「感情」が乗っていればいるほど、良い演奏をすることができます。
曲への感情は、ピアノを弾いているときの表情に出ます。
いい顔をしてピアノを弾く姿は、誰しも美しいものです。
「せっかく楽譜集を買ったから1ページ目から順番に弾いていこう!」と考えずに、自分にとって大切な曲を弾くのがおすすめです。
方法③楽譜にダメ出しをする
楽譜通りに弾けずに嫌になってしまうこと、ありますよね。
そんなときは、自分の技術の足りなさを嘆くのではなく、楽譜にダメ出ししてみましょう。
「そんなに複雑な和音、急に押さえられるわけないじゃない!」
「速すぎる!もうちょっとゆっくり弾かせて!」
「指が届かないよー!」
などなど、クレーマーのごとく文句をつけてみましょう(笑)
これをやることで、「楽譜が絶対」という意識が消え、自分がどんな風に演奏したいかが見えてきます。
そして、ダメ出しをした所を、自分が弾きやすいようにアレンジしてしまうのです。
「難しくて弾けないところを簡単にする」というアレンジをするうちに、「こうしたほうが好きだな」「わざとテンポをゆっくりにしてみようかな」といったポジティブなアレンジができるようになります。
自分好みのアレンジができるようになれば、「自分らしい演奏」を手に入れられると思いませんか?
おわりに
淡々とつまらなそうに演奏していると、どんなに上手でも、人の心は惹きつけられません。
「ピアノを弾くと楽しい!」という気持ちが、あなたらしい演奏を引き出すカギなのかもしれませんね。
どうぞ、あなたにしかできない演奏を楽しんでください!
コメントを残す